「魔導書」。それは厨ニ病に罹患していたとしてもいないとしても、ときめきを覚えずにはいられない魔法のアイテム。その文字が光るとなれば、たとえ魔力がゼロの者でも、何らかの呪文を唱えたくなってしまうのではないでしょうか?


そんな光る魔導書を、Amazonで入手できるアイテムで作ってしまった人がTwitterに現れて、「カッコいい!」「テンション上がる!」といった感想が多数寄せられています。






この魔導書を製作したみけるくれそんさん(@mikel_cresson)によると、「ファンタジー系の物販イベントに参加するにあたり、薄暗い会場で活躍できる小道具を持って行こうと考えました」というのがきっかけで、「友人と”蓄光テープ”を使うところまでは思い当たり、当初は魔法陣を作ろうとしました。ただテープの性質上曲線が実現できず、最終的に“切り刻んで文字にしちゃえ!”と、今回の魔導書制作に至りました」と話します。


みけるくれそんさんは、作り方をTwitterで公開。高輝度蓄光テープをピンキングバサミで細かく切り刻み、魔導書風デザインのノートを用意。コピー紙をコーヒー染めにして質感を表現。また、テープの剥がれ対策にマニキュアのトップコートを塗っているとのこと。「作り方はかんたん!」といい、確かに材料費は数千円程度なのでその気になれば誰もが作れると推察されますが、「もう二度とやりたくねえ!」「俺は力尽きた…」というコメントが示すように、作業に根気が要求されそうです。









「欲しい!」「言い値で買おう」という声も多数上がっていたこの光る魔導書ですが、スチームパンク賞金稼ぎ集団『ラスティ・パペット』の一員として、アートイベント『デザインフェスタ』やさまざまな仮装イベントに参加しているというみけるくれそんさんは「ぜひぜひ自分で作りましょう!」と同好の士を勧誘(?)。「『デザフェス』ではオリジナルの武器や小道具を売ったことがありましたが、RPGの道具屋ごっこをやりたかっただけなので買われたくなく、一つ2〜3万円という暴利で売っていました」と告白し、「私みたいな人間にぼったくられるようなことをせず、コピー紙に800円のテープを切り刻んで貼るだけ! 原価厨もにっこりなはずです」と力説。「『なければ作ればいいじゃない』が私の好きな言葉です」と言い添えてくれました。



ちなみに、Twitterでは「『金色のガッシュ!!』の魔本じゃん!」という反応も寄せられていましたが、「自分は未履修でしたが、あれも文字が光るんですね。二次創作のコスプレイヤーさんがいましたならご参考にしていただければ幸いです」とのこと。



新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、各種イベントの開催ができなかったこともあり、「なかなか出没することができず、最近『ラスティ・パペット』のYouTubeチャンネルをはじめました」というみけるくれそんさん。YouTubeでは「イベントの思い出ラジオやボードゲーム実況などをやっていますが、今後は小道具の制作動画も投稿したいですね」とのことなので、スチームパンク好きな人は注目したいところです。


ラスティパペット(YouTubeチャンネル)

https://www.youtube.com/channel/UC4isfq3EutTU1uo12QFJkiQ [リンク]


※画像提供:みけるくれそんさん

https://twitter.com/mikel_cresson [リンク]


情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「カッコいい」「テンション上がる」の声続出! Amazonで入手できるアイテムで自作した暗闇で光る魔導書がハイクオリティすぎ