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世の中には不思議なカレーライスがあるもので、なんと、刺身カレーやコーヒーカレー、フルーツパフェカレーなど、衝撃的すぎるカレーが存在した。
どうして刺身? どうしてコーヒー? どうしてフルーツパフェ? どうしてカレーと混ぜてしまうのか。それは、うまいから。複数のお客さんが、その味を堪能していました。
刺身カレーが食べられたのは、かつて新宿・歌舞伎町に期間限定オープンした『世にも微妙なグルメレストラン』(すでに閉店)。小さな居酒屋を間借りしてオープンしたもので、ここでは奇抜なカレーしか食べられない。
コーヒーカレーには、コーヒーで炊いたライスが使用されている。カレーはマイルドなテイストながら、ライスがキリッとビターテイストなので、まるで真逆なテイスト。
しかし、テイストが真逆だからこそGOOD。苦味と辛味と甘味の融合が楽しめる。
フルーツパフェカレーはデザインがすでに奇抜。マイルドながらもスパイス感あるカレーが「濃くて甘いクリーム」と融合し、まるで濃厚で甘口なミルクティーやチャイを飲んでいるかのようなテイストを感じられます。
フルーツはカレーの「ちょっぴりスパイシーテイスト」と合わさり、爽やかさと甘味が強調されて美味。クリームのフワフワな食感との相性もたまりません。
刺身カレーは、厚切りのマグロとサーモンの刺身をカレーに盛ったもの。これが思った以上に美味で、醤油の代わりにカレーが刺身にアクセントを与え、どんどんおいしく食べ進められます。
人によっては「ちょっと合わない」「刺身は刺身だけで食べたい」「混ぜる意味が分からない」などの声もあったようですが、概ね、評判は良かったようです。また『世にも微妙なグルメレストラン』が復活する日、くるのかな? 復活が楽しみです。
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)