全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。JR横須賀線・西大井駅からすぐのタワマン1階の商業エリアに人気の町中華がある。

“美華飯店”だ。

元々1966年に武蔵小山で開業したが、1990年に火災で全焼。西大井に移って営業を続け、街の再開発で今の場所に移っている。お店を復活させたことだけでも凄いのに、「火事復活記念イベント」を開いて笑い飛ばしてしまっている明るさには感服する。音楽ライブに落語、オリジナルグッズと、ご主人と女将さんのアイデアが溢れまくるお店で、ある意味進化系の町中華だ。

看板メニューは「カレーチャーハン」。ドライカレーっぽく作ったチャーハンにさらにカレーをかけたメニュー。こういう何でもありなメニューこそ町中華だ。

そして「チャンポン」も自慢。野菜に肉に魚介と具沢山で嬉しい。たくさんの具材の味がスープに溶け込み、旨い。スープはアッサリでくどくなく、さっぱりと食べられる。

武蔵小山時代からは80年以上の歴史があるが、今を生きている感じがして、とても好感の持てるお店。ぜひ訪れてみてほしい。

美華飯店
東京都品川区西大井1丁目1−1
03-3777-0213

(執筆者: 井手隊長)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 具沢山のチャンポンにカレーチャーハン! 火災の悲劇を乗り越えた進化系の町中華・西大井“美華飯店”