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このカレーライス、日本一高いカレーライスって断言してよいと思うのですよ。なので日本一高いカレーライスって断言しちゃいます。でも「こっちのほうが高いぞ!」というカレーがあったら教えてください。深く反省します。
筆者が日本一高いカレーライスだと思っているのは、『久留味』(京都市左京区高野竹屋町33-54)のカレーライス。ここのカレー、極めて高い。あまりにも高すぎる。筆者が食べてきたカレーのなかでもダントツの高さ。お店は喫茶店風で、カレーをオーダーすると店主が皿に盛ってくれます。
まずは普通のカレーライス(450円)をオーダー。これが普通のカレーライスです。トロトロしてて、けっこう重厚な食感を楽しめます。
しっかりスパイスを感じさせながらも、辛すぎない、まさにカレーとして万人受けするベストなテイスト。良きです。
そしていよいよ、高いカレーライス(1200円)をオーダー。と言いつつ、店主がライスとカレーを盛りはじめました。
なんか見たことないライスの量なのですが……。「残すなよ」と言いながら出てきたカレーライスがこれです。
ヤヴァい。これはヤバイ。いろんな意味でヤバい。山のように高い! その高さ、20~30センチはあります。高すぎる! 大盛りやデカ盛りにしても、もっと面積がある皿に盛ればいいのに! まるでマンガのようなデカ盛りカレーライスが目の前に……。
このデカ盛りカレーですが、ライスが5合あるので、カレーだけなくなってライスが残ってしまいがち。そんなときは店主に「カレーください」と伝えれば、無料でカレーを足してくれます。
優しい。あまりにも優しすぎる。ただし、食べ残すとハリセンで攻撃されるらしい……。ちなみに、このカレーライスを上と後ろから見るとこんな感じです。カレーに見えない!
残念ながら、すでに『久留味』は閉店しています。なのでこのカレーを食べることはできません。しかし、この店のカレーよりも高いカレーライスを見たことがないので、きっと日本一高いカレーライスの座は誰にも譲ってないと思います。もしあれば、Twitterで筆者に教えてください。
店主は、貧乏な学生たちがお腹いっぱいに食べられるよう、このようなデカ盛りカレーを作ったと話していました。まさに、優しい心から生まれたカレーライスと言えるでしょう。このような良いお店が閉店してしまうのは、ちょっと寂しいですね。営業時、おいしいカレーライスをありがとうございました。
店名: 久留味
住所: 京都市左京区高野竹屋町33-54
※すでに閉店しています
(執筆者: クドウ@食べ歩き)