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かつてテレビ東京の『TVチヤンピオンデカ盛り王選手権』と『TVチャンピオン焼肉王選手権』に出場させてもらい、どちらも準優勝という微妙なランクで終えたのですが、焼肉愛は今も止まることはなく、日々、おいしい焼肉を求めて日本中を旅しています。
最近はパンデミックの影響もあり焼肉の旅がしにくい状況にありますが、どこで食べようと「焼肉がおいしい」という事実は不変ですし普遍です。高級店も大好きですが、激安なのにしっかり一定のクオリティを保っているチェーン店も大好きで、『牛角』、『焼肉の和民』、『安楽亭』、『焼肉ライク』あたりは頻繁に行きます。
今回は、いつも焼肉屋さんに行くとやっている、「焼肉を美味しく食べる方法」を皆さんにお伝えしたいと思います。
あくまで個人的に好んでやっている食べ方なので真似してとは言えませんし、強くオススメできませんし、皆さんにとって「おいしい!」と思える方法かどうかはわからないのですが、この食べ方をするようになり、日々の焼肉ライフが楽しくなりました。
ユッケに焼肉を乗せて食べるだけ。ユッケと一緒に焼肉を食べるだけです。ユッケを注文し、そこに焼いたカルビやハラミなどを乗せて食べるのです。
ユッケとカルビを卵黄にたっぷりと浸して食べるのがおいしく食べるコツ。卵黄とユッケをしっかり混ぜてからカルビとともに食べても美味です。
<焼肉を美味しく食べる方法>
1. ユッケとカルビをオーダー
2. 焼いたカルビをタレに浸す
3. タレに浸したカルビを卵黄ユッケとともに食べる
これ、どうしておいしいかというと、「生」と「焼き」の対極ともいえる肉が協演するからだと思っています。本来、あり得ない組合せ。旨味の質も別モノなのに出会う。それがユッケ+カルビで実現するのです。
当然ながら、ユッケは生食用肉の基準を満たし認証されているもの、徹底的に衛生管理されているものでなくてはダメですよね。もちろん、この食べ方は信頼できるお店でのみやります。「ユッケはテーブルに出されたらすぐに食べる」「体調に問題がないときだけユッケを食べる」も徹底しています。そのうえで、カルビとともに食べています。
ちなみに、ユッケはテーブルに出されてから3分以内にはぺろりと食べきってます。
たとえば『牛角』では『コク旨桜ユッケ』が食べられますが、「ユッケは厳しい衛生管理のもと調理しておりますが、お子様やご年配の方など免疫力の低いお客様や体調がすぐれないお客様は、ご注文をお控えください」と注意書きがあります。
もうひとつ、焼肉を美味しく食べる方法があります。たっぷりのタレに浸したカルビを焼き、またタレに浸して焼き、またまたタレに浸して焼く……。これを最低3回は繰り返して、最後にライスとともに食べる方法です。
レア肉が大好きな人にとって「もったいない」「せっかくの良いカルビが台無しだ」と思うかもしれませんが、よく焼いたカルビも絶品ですし、タレが幾重にも染み込んだカルビはすこぶるライスに合います。
(執筆者: クドウ@食べ歩き)