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先日、ライブハウスZepp Tokyo(東京都江東区)が2022年1月1日をもって営業を終了することが発表され、音楽ファンやアーティストからは惜しむ声が寄せられている。
そんななか、月額550円(税込み)の映像配信サービス「dTV」は8月31日、これまでに同会場で開催された音楽ライブを映像で振り返る「#Zepp Tokyoライブ dTV見放題フェス」を配信開始。
大塚愛、ORANGE RANGE、ケツメイシ、斉藤和義、Dragon Ash、福山雅治、三浦大知、May J.など、31アーティストによる84公演のライブ映像をラインアップしている。
WINNER
大塚愛
ORANGE RANGE
楠田亜衣奈
くるり
GRAPEVINE
ケツメイシ
KEMURI
倖田來未
小柳ゆき
斉藤和義
THE BACK HORN
the pillows
C&K
CNBLUE
高橋直純
DA PUMP
TRF
Dragon Ash
HAN-KUN
福山雅治
BENI
MANNISH BOYS
三浦大知
MINMI
向井太一
May J.
U-KISS
Yogee New Waves
yonige
lecca
(2021年8月31日時点)
国内外のアーティストが約23年間にわたってライブを行い、これまで約1300万人が来場したといわれているZepp Tokyo。営業終了まで123日と迫るなか、この機会に思い出のライブや見逃したライブをオンラインで楽しむことができそうだ。
各出演アーティストの公演名は特設サイトからチェックすることができる。
「#ZeppTokyoライブ dTV見放題フェス」特設サイト:
https://bit.ly/2WtxE8G
音楽ライブを1200コンテンツ以上配信しているdTVによると、2020年8月~2021年1月のユーザーデータと比較して、2021年2月~同年7月の長尺ライブ月間平均ユニークユーザーは215%にアップするなど、コロナ禍で音楽ライブの視聴数は増加傾向にあるという。
コロナ禍以降、オンラインならではの演出や映像効果が話題になったサカナクションの配信ライブ「SAKANAQUARIUM 光 ONLINE」や、本番への準備を含めてファン参加型の企画が随所に盛り込まれた嵐の活動休止前ラストライブ「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」など、無観客を逆手にとってコロナ禍で会えないファンと交流を楽しむアーティストが多く、コンテンツをインタラクティブに楽しむためのプラットフォームも次々と登場。
また、人気ゲーム「フォートナイト」内で米津玄師やアリアナ・グランデがパフォーマンスを披露するなど、ライブ会場をバーチャル空間に移す動きも見られている。
ライブ配信のカタチが急速に進化する一方で、リアルイベントに関してはつい先日フジロック開催の是非が社会的な議論を呼び、今なお大きなトピックとなっている音楽ライブ界隈。いまだ終息が見えないコロナ禍においては、リアルイベント開催の手段を模索しながらも、オンラインでの音楽ライブ視聴の魅力を伝えるため、各社・各アーティストの工夫がこれからも続いていきそうだ。