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女優の篠原ゆき子さん、倉科カナさん、高畑淳子さんらが豪華共演をしている映画『女たち』。モスクワ国際映画祭のメインコンペティション部門正式招待作品に出品された本作はが6月1日(火)より公開となります。
映画公開を前に、女子あるあるネタをベースに「○○な女たち」というコントを披露している芸人・横澤夏子さんと、フリーアナウンサー・青木源太さんが、映画『女たち』を鑑賞。主演の篠原ゆき子さんを加えた3人が、映画について語り合う期間限定公式YouTube動画が公開となりました。
側から見るとイラッとする女子や、触れられたくない女子のプライドをイジってクスッと笑わせるネタシリーズ「○○な女たち」というコントをする横澤さん。“「女たち」かぶり”ということで登場した横澤さんは、映像の中で「コロナ禍の中で重い空気に囚われて暮らす女性たちのリアルな姿に同じ女性として共感を覚えた」とお笑いを忘れ、真摯なコメントを篠原さんに伝えます。そんな彼女の姿に篠原さんも感動し、思わずこれまで誰にも言ったことがない「実は芸人を目指して活動していた」とポロリ。この告白から二人の話はさらに盛り上がり、最後にはコンビ芸人結成を組むという話しにまで。
主人公の美咲(篠原)が恋人と思い込んでいた男の浮気現場を押さえようと彼の自宅にこっそり訪れたにも関わらず見つかってしまった際、思わず鍋の蓋で身を隠そうとするシーンを見て、横澤さんは「女性が生きにくい世界の中で必死に生きる姿を描いている物語なのに、鍋蓋のシーンでは笑ってしまいました。あの必死で滑稽な感じはコントじゃないのに思わず笑ってしまいました、あれこそリアルな生活の中で起きるコントですよね」と感想を。これに対し、篠原が「ぜひあのシーンを題材に横澤さんが『○○な女たち』のネタを作ってください。私にはできないので……。実は10年ほど前、演技のレッスンに通っていた時代に、同じクラスだった友人に誘われて」と驚きの告白。
現在は解散してしまいましたが、芸人・チェリー☆パイの大湯みほ、と仲が良かった篠原さんは、当時彼女から芸人になろうと誘われ、<ガス漏れトンビ>というコンビ名で芸人の登竜門ともいわれるシアターDの舞台に立ったこともあり、中野のスナックでお笑いの“流し”をやっていた経験があるとも暴露!しかもこの事実は事務所やマネージャーも知らなかったことだそう。
篠原が突然公表した新事実に、司会進行をしていた青木アナウンサーも、「芸人の過去があるならば、篠原さんと横澤さんでコンビを組んでみては?」と思わず提案。すると篠原もノリノリで「では、<なっちゃんトンビ>というコンビ名でぜひお願いします!」とオファー。芸人としては致命傷である“間が読めない”ということで、芸人の道を諦めた篠原さんからのオファーに、横澤さんが思わず爆笑する場面も。
映画「女たち」公開記念YouTube対談【横澤夏子さん×篠原ゆき子さん×青木源太さん】
https://www.youtube.com/watch?v=BB54TXZFB-I
YouTube動画では、ほかにも共演の倉科カナさん、高畑淳子さんなどの熱演や、映画製作の舞台裏についてのとっておきな話しが公開されている。「公式YouTubeチャンネル」では、「篠原と横澤と青木の対談動画」のほか、「笠井信輔アナウンサーと篠原の対談」や、「作品プロデューサー奥山和由と俳優・小出恵介との対談」、「奥山和由とジャーナリスト・伊藤詩織との対談」なども見ることができるので、こちらもチェックを。
女たち【ストーリー】
主人公の美咲は、母の介護をしながら地域の学童保育所で働いている。東京の大学を卒業したものの、就職氷河期世代で希望する仕事に就くことができず、恋愛も結婚も、なにもかもがうまくいかず、40歳を目前にした独身女性である。娘を否定しつづける毒母、そんな母に反発しながらも自分を認めてもらいたいと心の奥底で願う娘。そこに「介護」という現実がのしかかってくる。お互いに逃げ出したくても逃げ出せない。あるとき、美咲が唯一心のよりどころとしている親友・香織が突然命を絶ち、いなくなってしまう。美咲にとって、養蜂家として自立する香織は憧れだった。美咲の心もポキリと折れ、崩壊へと向かっていく。