楽天モバイルは1月29日、現在提供している料金プラン「Rakuten UN-LIMIT V」を4月1日から「Rakuten UN-LIMIT VI」へアップグレードすることを発表。データ通信量1GBまでは0円、50GBを超えても無制限で2980円(税別)のワンプランで提供することを明らかにしました。

データ利用量の多いユーザーから少ないユーザーまで、ワンプランで段階的な料金を設定するもの。1GBまでの使用料のユーザーは0円。

1~3GBまでの料金は980円(税別)。

3GB~20GBまでの料金は1980円(税別)。

20GBを超過した場合、高速通信は維持したままデータ容量は無制限で2980円(税別)という料金を設定します。

4Gだけでなく5Gの回線も利用可能。専用アプリ「Rakuten Link」を利用すると、追加料金なしで国内通話がかけ放題になります。アプリを使わない場合は30秒20円。

テザリング、留守番電話、割込通話/通話保留、着信転送、国内SMS、国際SM、テザリングの各オプションは無料で提供するとしています。

発表会では、ドコモが提供予定の「ahamo」、auが提供予定の「povo」、ソフトバンクが提供予定の「SoftBank on LINE」との比較表が提示されました。データ通信が少ない場合に0円、980円、1980円という料金が用意されている点と、20GBを超えても追加容量の購入が不要で、無制限で2980円で利用できる点が大きな特徴です。他社では提供しないキャリアメールは、2021年夏ごろに提供予定。

他社はオンライン手続のみで提供することから低価格な料金を設定しているのに対して、楽天モバイルは店頭でも受付可能な点も特徴です。

現在Rakuten UN-LIMIT Vを利用しているユーザーは、4月1日から自動でRakuten UN-LIMIT VIにアップグレードが可能。「1年間無料」という提供条件はアップグレード後も適用されるため、今から申し込んでも期間満了まで同条件が適用されるとしています。

楽天の回線エリアは、2021年夏ごろに全国人口カバー率96%になるという見通しを発表しています。楽天のエリア外で国内パートナーが回線を提供するエリアでは、5GB超過後は最大1Mbps、海外パートナーが回線を提供するエリアでは、2GB超過後は最大128kbpsという条件。パートナーエリアでは2980円の料金でデータ容量は無制限となります。

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「1GBまで0円」から「50GB以上は無制限2980円」の段階的料金 楽天モバイルが料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」の4月からのアップデートを発表