どうもライターの丸野裕行です。


みなさん、スッポンって食べたことあります? 筆者は食べた経験はありませんでしたし、子どもたちも初体験です!


この新型コロナ禍の中で、《GO TOイート》してみたいなと思いまして、選んだのがスッポン料理を出してくれるという京都・祇園の料理店でした。

なんとこのお店、表の生け簀から、自分好みのスッポンをタモで掬(すく)って、料理をしてもらうっていうんですね。鮮魚では聞いたことあるけど、自分で掬うってなかなかないですよね。


一体どのようなお店なのか、家族と一緒にちょっと探索に出かけたいと思います。


祇園のど真ん中にある名店


京都祇園の花見小路を入ったところにお店はありました。



まぁ~いい立地ですね!



しかしコロナ禍の影響で、取材当時の祇園は人通りが少なく、閑古鳥が鳴いています。客足が戻る日が待ち遠しいです。



今日お世話になるのが、こちらの『ぎをん蘆田』さんです。




早速ですが、元気のよさそうな高級スッポンが筆者家族を出迎えてくれます。まぁ今から食べられちゃうんですが……。


大将の愛想がよすぎる


出迎えてくれた素敵な笑顔の大将の手には、タモが!!



タモを妻に手渡してくれます!



「えっ! これは外で好きなスッポンを掬ってこい!」ということなのか。



意外におとなしく捕捉させてくれる


事前にスッポンに関する凶暴性を話しておいたせいか子どもたちは怖がっているので、とりあえず父親として筆者がやりますよ!



こいつらイキがいい! 負けてられん! とばかりに意気込む筆者。



「チェスト~!」と無事に捕らえることができました。




子どもたちは興味ありげですが、事前の注意に怯えています。変に手を出せば、危ないですからね。


大将を見れば非常にうれしそうな顔。なんでも大将曰く、今日のスッポンの中で一番大きくイキのいいやつだそうです。



それでは、捌いてもらいましょう!


※ここからは血や肉の画像となりますので、グロ苦手な方は注意です※


まずはリンゴジュースで割ったスッポンの生き血から



まずはスッポンの首を落とします。



首を落としたら、次はあとから出てくる鍋で煮込むために、首に切れ目を入れます。


それから、生き血をリンゴジュースで割ったものを飲むんですが、平気と臭みすらなく、子どもでも飲むことができるんですね。こりゃスタミナがついて当たり前だわ。



グロいスッポンの首は、落とされてからも反射神経があり、口や目、喉が動いています。



それから大将は、身をはがすことに集中して、見事な包丁さばき。


あっという間に刺身ができあがり




またたく間に刺身をつくった大将。どこをどのように捌いているのか、わかりません。




子どもたちは凝視しています。こうやって、生き物をありがたくいただいているんだよ、と。


しかし、旨そうですね。卵が入っていて、焼き鳥の玉ひものような部分があります。



プチプチしているし、淡白な味わいがまたいい。しょうが醤油が合います。


お次は唐揚げを食す



短時間ですべてを解体。もちろん、柔らかなコラーゲンを多く含んだ水かき部分も食べてしまいます。



この部分はスッポン鍋でいただきます。



唐揚げは、鶏ともいえない、魚ともいえないような味わい深さ。うんまい!


続いてはお待ちかねのスッポン鍋


やはりスタミナがつく代名詞といえば、スッポンの鍋でしょう。


奥のガスコンロでじっくりと煮込みながら、しばし談笑。



大将、お酒好きなようでいろんな話を語ってくれます。


しばらく経ってから、出てきました! 出てきました!



あのスッポンがこんなあられもない姿に!



取り分けてもらい、いただきま~す!



この味わい深いお出汁の味がもう最高です!


大将のお話、雰囲気、味わい、自分でタモを持って生け捕りにするアクテビティ感、すべてが最高でした!


京都においでの際はぜひお店を訪ねてみてください! きっと満足できるはずですよ!


動画:『すっぽん料理初体験』

https://youtu.be/wFGBq-x_UOw


店名:『ぎをん蘆田』

ジャンル:京料理、うなぎ、すっぽん



住所:京都府京都市東山区祇園町北側347-92 双葉ビル1F

TEL:075-531-6300

営業時間:18:00~02:00

日曜日は予約時のみ営業

定休日:祝祭日


(執筆者: 丸野裕行)


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 獲物を捕まえて調理!アクティビティ感ある料理店で初スッポンを食べてきた!