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地味な見た目だが赤飯やおこわを食べる時に欠かせない食卓の名わき役「ゴマ塩」。
今Twitter上では美味しいゴマ塩を作る様子をレポートしたツイートが話題になっている。
件のツイートを投稿したのは山梨県北杜市で118年続く和菓子店「金精軒」の公式アカウント(@kinseiken_jp)。
https://twitter.com/kinseiken_jp/status/1314853161547382788?s=19
職人さんがゴマ塩を作っていました。単に塩とゴマを混ぜるだけでも良いのですが、濃い塩水に一晩漬けたゴマをフライパンで炒り、表面に塩の結晶を纏わせたゴマ塩は香りが良く、美味しさが増します。お赤飯やおこわにかけるととても美味しいのでお勧めです。 pic.twitter.com/tX03Tx4qYZ—金精軒 (@kinseiken_jp) October 10, 2020
「職人さんがゴマ塩を作っていました。
単に塩とゴマを混ぜるだけでも良いのですが、濃い塩水に一晩漬けたゴマをフライパンで炒り、表面に塩の結晶を纏わせたゴマ塩は香りが良く、美味しさが増します。
お赤飯やおこわにかけるととても美味しいのでお勧めです。」
ゴマ塩と言っても単にゴマと塩を混ぜたのではなく、濃い塩水に漬けてから火にかけるという職人ならではの手間と工夫に、Twitter上では大きな反響が起こっている。
「普通にゴマと塩を混ぜるとゴマだけ上に浮いてきちゃって使いにくかったんです。今度やってみます」
「あ!以前頂き物お赤飯に付いてた胡麻塩が『え?これ胡麻だけっぽいのに胡麻塩超美味い…美味い…』と感激したものがありまして。あれもそうだったのでしょうか…。お赤飯も美味しかったんですが胡麻塩も美味しかったんですよ…」
「単に塩とゴマを混ぜるだけだと粒の大きさの差で分離してしまう。大手メーカーのゴマ塩は塩を顆粒にして粒を揃えてるけど、このやり方のほうがいいなぁ。」
「濃い塩水に一晩漬けたゴマをフライパンで炒り、表面に塩の結晶を纏わせたゴマ塩…
絶対 美味しいやつ!!!」
このゴマ塩は店頭では販売していないそうだが、反響をうけてか公式アカウントではレシピを公開。
https://twitter.com/kinseiken_jp/status/1315632984578355200
お待たせいたしました。当店のゴマ塩を実際に家で作ってみましたので、ご説明致します。既に炒った黒胡麻を60g、お水を胡麻の倍の120g、お塩はお水の3割りで40gが基本の割合です(胡麻が半分なら全部半分です)。お水にお塩を溶かしたら、胡麻を入れて一晩漬けておきます。 pic.twitter.com/XoRXtb9JP7—金精軒 (@kinseiken_jp) October 12, 2020
「金精軒ゴマ塩レシピ」(※金精軒公式アカウントのツイート要約)
・炒った黒胡麻60g、水を120g、塩40gを用意する。
・作った塩水にゴマを入れ一晩漬ける。
・フライパンに入れ、火にかけて水分を蒸発させる。
焦げると美味しくなくなるので、水分が減るにつれて火を弱めながら混ぜる。
・フライパンに塩の結晶がつき過ぎたら、胡麻を取り出してフライパンを綺麗に洗ってまた火にかける(数回繰り返すことも)。
・水分がなくなりフライパンの上でサラサラと胡麻が転がるようになれば完成。
食べたことのある方によると、この本格的ゴマ塩は単にゴマと塩を混ぜたものとは別次元の美味しさらしい。手間さえかければ自宅でも作れるものなので、ご興味のある方はぜひお試しいただきたいと思う。
※画像はTwitter(@kinseiken_jp)から引用しました。
(執筆者: 中将タカノリ)