「RICOH THETA」の事業立ち上げメンバーが中心となって発足したリコー発のスタートアップ企業ベクノスが9月16日、第1弾製品となる360°カメラ「IQUI(イクイ)」を10月1日に発売することを発表しました。



IQUIは、天面に1、側面に3の4眼光学系を採用した360°カメラ。電源、シャッター、写真/動画切り替えの3ボタンのみで基本操作ができ、シャッターボタンを押すと本体が最適な画質に調整するフルオート撮影が可能。


内蔵メモリーは14.4GBで、JPEGの静止画が約1500枚、動画は1回最大30秒で合計約30分撮影できます。ステッチ後の静止画解像度は5760×2880ピクセル、ステッチ後の動画解像度は3840×1920ピクセルで、フレームレート30fps、ビットレート45Mbpsの動画撮影に対応します。



720mAhのバッテリーを搭載し、フル充電で静止画約100枚、動画は合計約30分の撮影が可能。付属のUSBコネクターをUSB Type-Cケーブルにつないで充電します。




撮影した360°画像は無線LANでスマートフォンに転送し、専用スマートフォンアプリ「IQUISPIN」からモーションやエフェクトをつけて短尺として書き出し、SNSやショートメッセージサービスで共有する使い方を想定しています。10月からは写真の色調を変更するフィルター機能も追加予定。モーションはテンプレートを選択するだけで付加でき、誰でも手軽に360°写真を加工して共有できるのが特徴です。



価格は2万9800円(税別)。USBコネクター、簡易スタンド、USB-Cケーブル、専用ケースが付属します。



別売りのバッテリーチャージャーケースは11月発売予定で、価格は8800円(税別)。ICUI本体を収納しながら充電できます。


IQUI Launch Promotional Video 60 sec | IQUI発売PV 60秒(YouTube)

https://youtu.be/aBpqtzxDFdM


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 リコー発のスタートアップ“ベクノス”がシンプルなペン型360°カメラ「IQUI」を発表 短尺動画に書き出して共有する用途を想定