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北海道生活部環境局自然環境課によると、平成30年度の野生鳥獣による被害金額は48億7000万円で前年より3%増加。全体の8割はエゾシカのもので、ヒグマが2億3000万円、アライグマが1億4000万円となっています。
大学を休学して、道東の農家に住み込みで働きながら田舎の可能性について勉強しているというsohさん(@Sohphoto2020)が、畑に出没したヒグマをドローン撮影した動画をTwitterに公開。その想像以上の走る速さに驚きの声が多数上がっています。
畑に今年初の熊が出ました、、、、怖い、、、
慌ててドローンを撮ってきてとりました#nature#熊#衝撃映像pic.twitter.com/udx3WemLis—soh📸(@Sohphoto2020) June 23, 2020
九州の出身で「この近さでクマに遭遇するのは初めて」というsohさんによると、使用したドローンは『DJI Mavic Mini』で、「趣味の映像制作の目的で購入しました」とのこと。
ヒグマやアライグマは、鳥獣保護管理法での狩猟鳥獣とされていますが、sohさんは「実現には費用や技術の面で難しい部分もありますが、“熊が出たので殺す”といった流れではなく、毎年熊が出るような地域ではセンサーやドローンを使用した人間と熊の生活環境の住み分けが上手くいくように模索していくことができるのではないかという発見にもなりました」と語り、自然保護と人間生活の両立の可能性を見出していました。
実際、アメリカでは農業で生育や土壌の管理にドローンが活用されている事例もありますが、獣害を防ぐといった活用法の研究も進んでいくのではないでしょうか。
※画像はTwitterより
https://twitter.com/Sohphoto2020/status/1275377274607427584 [リンク]