アンジャッシュ渡部建が無期限の活動自粛に入るという。なんでも女性問題が理由とのことだが、ここでいろいろな人の活動自粛期間を調べてみた。


まずは同じようにスキャンダルが報じられたのが森本毅郎。『噂の!東京マガジン』(TBS系)の司会で知られるが、1988年、テレビ局職員との不倫をスクープされたときは1か月の謹慎と、メインキャスターをしていた『JNNニュース22プライムタイム』(同系)の出演休止処分を受けている。『東京マガジン』が始まったのはその1年後だ。


同じくニュースキャスターの久米宏も1981年、不倫相手とのトラブルに見舞われている。黒柳徹子と司会を務めていた『ザ・ベストテン』(同系)は3週間謹慎。復帰した9月17日のオンエアは、彼の動向が注目されたこともあり歴代最高視聴率41.9%を記録している。


ビートたけしが謹慎したことも記しておくべきだろう。1986年、自身のプライベートへの行き過ぎた取材に腹を立てた彼は写真週刊誌『FRIDAY』編集部に押し掛け、軍団メンバーととともに襲撃。翌年、懲役6か月、執行猶予2年の判決が下された。この判決が確定するまで各局は彼のテレビ出演を休演させ(打ち切りになったものもある)、結果的に約8か月間謹慎している。ちなみに復帰初のテレビは1987年の『FNSスーパースペシャル 一億人のテレビ夢列島』(フジテレビ系、現『FNS27時間テレビ』)。ここでタモリ、明石家さんまとトークしたことが「BIG3」の始まりとなった。


稲垣吾郎が芸能活動を自粛したときの期間は約5か月だった。2001年8月、駐車禁止の路上に止めていた乗用車に戻ってきたとき、取り締まり中の警察官に見つかり、免許提示を求められたところ車を発進させようとした疑いで道路交通法違反(駐車禁止)と公務執行妨害で現行犯逮捕された。翌2002年1月14日に生放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で涙の復活を遂げ、これまた『スマスマ』への注目度をさらに高めることとなった。


いずれにしても現在の芸能人の自粛期間は、昔と比べて長い印象がある。今や何か不祥事を起こすと人生一発アウトというような勢いで叩かれることが多いが、しょせん「他人ごと」である。むきになってTwitterに書き込む前に考えてみるのもいいだろう。


(執筆者: genkanaketara)


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 アンジャッシュ渡部の無期限活動自粛で思い出される「あの人の自粛期間」 昔はわずか3週間というケースも!?