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「よなよなエール」「水曜日のネコ」「インドの青鬼」など個性的なクラフトビールを展開しているビールメーカーのヤッホーブルーイングは毎年この季節に軽井沢で「超宴」というビールイベントを開催しています。
新緑の季節に野外で飲む新鮮なクラフトビールなんて美味しいに決まってますよね。今年も5月30・31日と6月6日・7日に開催されることが決まり、全国各地からクラフトビールファンが軽井沢に集結する予定だったのですが、あいにく新型コロナウイルスの影響で開催中止となってしまいました。
しかしそのままで終わらないのがヤッホーブルーイング。「直接お会いすることが叶わない状況だからこそ、画面越しにささやかな幸せをお届けしたい」いう想いのもとに、なんとYouTubeを使って前代未聞のオンラインビールイベント「おうち超宴」を5月30日と6月6日に開催することになったのです。
新型コロナウイルスの影響でさまざまなイベントやライブがオンラインで開催されていますが、さすがにビールイベントをオンラインで開催するのは難しいのでは……? なんて思いながらも実際に5月30日の回に参加してみたところ、これが実に楽しく有意義な時間を過ごせましたのでご報告です。
というわけであらかじめヤッホーブルーイングのビールセットを用意して迎えた5月30日の超宴開催当日。自宅のテレビでYouTubeにつなぎ、まずはオンラインでヤッホーブルーイングのスタッフたちと乾杯!
画面越しに3人のスタッフと乾杯をしたところで、別にそこまで気分は盛り上がってこないかなと思いきや、この時点でライブ配信を視聴していたのはなんと500人超! そのためチャット欄がほどよく盛り上がり、不思議とフェス会場のように大人数でビールを飲んでいるような気分になってきました……!
しかもオンラインビールイベントのYouTube配信を見ている人なんて根っからのビール好きばかり。自然と「どこの街はクラフトビールの店が多い」「ブルワリーを巡る旅行の話」などなど、ビール好きの心をわし掴みにする話題ばかりがチャット欄で展開され、そのコメントをスタッフが拾いながらトークが進行していくのです。
手元にはちゃんとヤッホーブルーイングのビールがありますし、これはある意味で実際にビールイベントに参加したときよりも参加している感が強いかもしれない……!
ビールイベントやフードフェスなどに参加するとフードやドリンクを購入するにはその都度順番待ちの列に並ぶ必要が出てきますが、自宅で参加ならビールのおかわりは冷蔵庫を開ければすぐに取り出せますし、フードも好きなタイミングで好きなものを食べられます。
もちろん注ぎたての生ビールや作りたてのフードは最高においしいですが、ストレスフリーの快適さは段違い!
というわけで我が家のフードはカップ焼きそばが登場。オフラインのビールイベントでは絶対にあり得ない組み合わせですが、昼下がりに自宅で美味しいクラフトビールを飲みながら食べるカップ焼きそばも大いにアリ!
さらにテレビ画面を眺めながらダラダラと飲み食いしていたら、今度は猫が近くにやってきました。これも自宅から参加しているからこそ。さすがに野外のビールイベントに猫は連れて行けないですからね!
家の猫と戯れながら飲む「水曜日のネコ」。これは申し訳ないですけど、注ぎたて生ビールの「水曜日のネコ」よりも美味しいこと間違いなしですよ!
イベントはふたつの会場が用意され、トークショーのほかにテイスティングセミナーやアーティストによるライブ演奏などもおこなわれました。それらのなかでも特に自宅向けだなと感じたのがテイスティングセミナー。
ヤッホーブルーイングの各ビールとよく合うフードの解説があったのですが、「インドの青鬼には餃子が合うのか……餃子は冷凍庫に入ってるな……」という具合に、思い立ったらすぐに用意できてしまうわけです。
というわけでセミナーを視聴しながらフライパンに冷凍餃子をドーン!!
はい、整いました!! もちろんビールも餃子もウマい!! こんな感じでセミナーを楽しめるのは自宅で参加しているからこそですよね。
もちろん野外で飲食する気持ちよさや開放感は自宅では得られませんが、自宅でビールイベントに参加しているからこそできる体験もたくさんあるんだなと気付かされました。気がついたらソファで寝てしまってましたしね。野外で気持ちよく飲み食いしても、そのまま熟睡するわけにはいかないですから……。
こんな感じでビール好きにとってはたまらない時間を過ごすことができた、よなよなエールの「おうち超宴」。6月6日土曜日も13時から同じ内容で開催予定となっていますので、興味のある方はぜひYouTubeを開いて昼から美味しいビールを楽しんでみてはいかがでしょうか。もちろん参加費も無料です!
よなよなエール「おうち超宴」
https://yonasato.com/event/ouchi_cho_utage/ [リンク]
(執筆者: ノジーマ)