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ガーミンジャパンと東日本旅客鉄道は、5月21日からGaminのGPSウォッチや活動量計などウェアラブルデバイスのSuica対応を開始しました。対応デバイスとGoogle Payを利用できるアカウントがあれば、デバイスにSuicaを発行してすぐに利用可能。対応デバイスの「Venu」を使って、さっそくSuicaの発行と決済を試してみました。
デバイスへのSuicaの発行には、活動量や心拍数、睡眠、運動などの計測結果を管理できるiOS/Android用アプリ「Garmin Connect Mobile」を使用します。
「Garmin Pay」メニューをタップして設定を開始。
最初にGarmin Pay利用時に必要となるパスコードを設定します。パスコードはデバイス上で数字をタップして入力が必要になる場合があるので、忘れずにタップできるように設定しましょう。
パスコード入力後、「クレジット/デビット」か「交通系ICカード」を選べるので「交通系ICカード」「Suica」を選択。
利用規約を確認後、必要な情報を入力してSuicaのユーザー登録を進めます。
Google Payで最低1000円、上限2万円のチャージをすると発行完了です。初めてGoogle Payを利用する場合は、Googleアカウントにカード情報などを登録することでチャージ可能になります。
Suica発行後、Garmin Connect Mobileアプリとデバイスを同期するとデバイスでSuicaが利用可能に。このときSuicaを「ラピッドパスカード」に設定すると、パスコードを入力しなくてもデバイスをかざすだけで決済が可能になります。
コンビニで決済に利用したところ、デバイスをかざすだけで「ピッ」と認識されSuica決済できました。
Suica対応の自動販売機でももちろん決済可能。使用後にデバイス画面で残額を確認することもできます。
鉄道やバスの利用もできますが、定期券の購入には非対応です。鉄道では「タッチでGo! 新幹線」「新幹線eチケットサービス」「スマートEX」が利用可能。JRE POINTのポイントを貯めることもできます。
Garminのデバイスは決済サービス「Garmin Pay」でVISAのタッチ決済に対応していましたが、対応する銀行がジャパンネット銀行、ソニー銀行、三菱UFJ銀行に限られていたため、これまで利用できなかったというユーザーも多いのでは。Suicaに対応することで、利用可能なユーザーの幅が広がりました。このご時世、なるべく現金の受け渡しをしたくない人、スマホ決済やQRコード決済も面倒な人、Apple Watch以外の選択肢が欲しい人は、GarminのデバイスでSuica利用を検討してみてはいかがでしょうか。ランニングが日課の人は、サイフもスマホも持たずに出かけてちょっとした買い物ができたら便利ですよね。
対応デバイスは下記のとおり。ウェアラブルデバイスのソフトウェア更新により利用可能になります。
・Approach S62シリーズ
・fenix 6Xシリーズ
・fenix 6X Pro Dual Powerシリーズ
・fenix 6Sシリーズ
・fenix 6シリーズ
・Legacyシリーズ
・Venuシリーズ
・vivoactive 4/4Sシリーズ
・vivomove 3/3Sシリーズ
・vivomove Style/Luxeシリーズ
Garmin Pay の Suica | Garmin 日本
https://www.garmin.co.jp/minisite/garmin-pay-suica/