『超高速!参勤交代』シリーズをはじめ、これまでになかったユニークな視点で時代劇の新しいジャンルを開拓し続ける土橋章宏の原作を、『のぼうの城』を手掛けた犬童一心が監督を務め映画化、星野源が主演を務める『引っ越し大名!』が8月30(金)に公開となります。


歌手、俳優と幅広く活躍し、今なお多くのファンを魅了する「永遠の王子」こと及川光博さんが江戸時代に実在した大名・松平直矩(なおのり)を演じている本作。「国替え」と呼ばれる藩士とその家族全員を連れて行かなくてはならないため、参勤交代をはるかに上回る費用と労力がかかる無理難題の引っ越しをテーマにした作品。そんなお国の一大事を、引きこもり侍の片桐春之介(星野源)ら姫路藩士たちが大分の日田に引っ越すべく、あらん限りの知恵と工夫で乗り切ろうと奮闘を繰り広げる笑いと感動の物語です。


及川さん演じる松平直矩は、物を運ぶのに便利なトラックもなければ台車もない江戸時代、すべて人力で歩いて運んでいた、という考えるだけでも気が遠くなりそうな引っ越しを幕府から生涯に7回も命じられ、実際に「引っ越し大名」と呼ばれていた悲哀の大名だ。苦難の連続である人生を送る人物だが、及川演じる「殿」は少しの悲哀を感じさせながらも、どこか飄々としており、何より麗しい。原作の土橋章宏さんからも熱烈なオファーがあって実現したキャスティングなだけに、ハマり役となっています。


そんな麗しの殿の、秘密の関係を匂わせる場面カットが解禁! 幼い頃の引っ越しの苦難を夢に見、うなされて目覚めた直矩を心配し、そっと手を握るのは小姓である綾瀬主水(松岡広大)。土橋さんが「直矩の気品、色っぽさは及川さんしかいない!と最初から思って書いていました。直矩の男色は歴史的にも公然の事実ですが、やはり殿様は美しくなくてはいけないですから」とキャスティングを熱望した理由を語る通り、場面写真からは寝間着姿であるにも関わらず溢れ出る気品と色気、そしてどこか初々しさも感じられる一枚となっています。


しかし、美しい男性だったからこそ江戸幕府小納戸役の柳沢吉保(向井理)からある恨みを買い、今回の物語のきっかけとなっていることなど、直矩は知る由もないのだった……。苦難を前にしてもどこか軽やかで、藩士や民のことを想う気持ちも持ち合わせる人望ある藩主である直矩。しかし、どんなにピンチでも恋する気持ちを忘れない、お茶目で愛すべき殿の活躍にもご注目を!


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『引っ越し大名!』

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(C)2019「引っ越し大名!」製作委員会


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 『引っ越し大名』及川光博が演じる麗しの殿・松平直矩は原作者の熱烈オファーで実現! 「直矩の気品、色っぽさは及川さんしかいない」