観たい……でも観られない! でも、ついに観られるかも。


激しいゴアシーンを盛り込んだ日本初の本格スプラッター・ホラーにして、現在では視聴困難となっていた映画『死霊の罠』『死霊の罠2 ヒデキ』が、初ブルーレイ化を目指して現在クラウドファンディングを実施している。



1988年に劇場公開された『死霊の罠』は、人気TVレポーターが自分にそっくりな女性が惨殺される様子をおさめたテープを受け取り、仲間とともにその謎を追う物語。主演は小野みゆき、監督は『人魚伝説』の池田敏春、脚本は『GONIN』の石井隆が務めている。


本作はVHSが発売されて以降、2000年にDVD化されているが、廃盤のまま中古市場で価格が高騰する一方だった。



第二弾となる『死霊の罠2 ヒデキ』は、若い女性を狙った惨たらしい連続殺人事件と、中島唱子演じる主人公の周りに現れる少年の霊“ヒデキ”をめぐる物語。監督は橋本以蔵、脚本は小中千昭にバトンタッチ。主人公につきまとう奇妙な男を佐野史郎が怪演する。


本作は1992年に劇場公開され、VHSでリリースされて以降、DVD未発売の状態となっていた。


映画秘宝ライターの岡本敦史氏は、本作について「ナイフが眼球をえぐり、鉄杭が肉体を刺し貫き、ナタが顔面を叩き割る! その衝撃と禍々しさは少しも色褪せることはない」と熱いコメントを寄せる。また、映画ライターの加藤よしき氏は、「情熱と個性は間違いなく世界レベル」と評し、「世界がビビった怒涛のクライマックスを、時代の流れによって忘れられた熱狂を、今こそ高画質で体験したい!」と今回のクラウドファンディングを熱くプッシュする。



クラウドファンディングについて


クラウドファンディングは300万円を目標としており、1000円から支援することができる。リターンのブルーレイは『死霊の罠』『死霊の罠2 ヒデキ』2作品のセットとなり、通常版(10,000円)と特典が豊富な豪華版(15,000円)が用意されている。いずれも豪華化粧箱BOX仕様で、2作品を徹底解説するブックレットが付属。解説は、ホラーに造詣の深いライターのナマニク氏、映画評論家の吉田伊知郎氏が務める。


募集期間は9月20日(金)まで、万一目標金額を達成しない場合はブルーレイ化は行われず、支援金は返却される。日本初の本格スプラッターを後世に残すチャンスを、どうぞお見逃しなく。


■『死霊の罠』『死霊の罠2 ヒデキ』ブルーレイ化クラウドファンディングページ

https://motion-gallery.net/projects/cinema_donuts-001


―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 世界も驚く衝撃の傑作をブルーレイで! 日本初の本格スプラッター『死霊の罠』がクラウドファンディング実施中[ホラー通信]