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「DCコミックス」異色のヒーローを映画化した『シャザム!』が4月19日から公開となりました!
「見た目は大人、中身は子ども!」なシャザムがヒーローパワーを持て余しながらも成長していく、ヒーローストーリーです。
「そんな『シャザム!』にピッタリなはずだから、ぜひ観てきて!」との指令の元、最先端の体感型シアター『4DX』で『シャザム!』を鑑賞……いや、体験してみました。
前後左右や上下に動くモーションシート、水や風、香り、フラッシュなどのエフェクトがリアルタイムに画面と連動する、まさに革新的な“体験”鑑賞が4DXなのです。
今回4DX鑑賞レビューに挑んだのは筆者(47・男性)と12歳男子、7歳男子の合計3名。
思春期14歳の主人公ビリー・バットソンに近い年齢の中学生男子、そしてまだ幼さの残る小学2年生男子たちは『シャザム!』4DX上映を楽しめるのでしょうか。
4DXを子供が見る場合の注意点をあげるとすれば身長100㎝未満の子は鑑賞できない点ですが、小柄ながらもそこは今回クリア。椅子が動くので鑑賞中の飲食は控えたほうが良さそうですね。
荷物は専用のコインロッカーに入れ、いざ鑑賞。
おふざけとシリアス、笑いと緊張の中に入り込む爽快なアクション、適切な場面で4DXのエフェクトが没入感を助けます。120分の間、しっかりと見入りながら鑑賞が終了しました。彼らの感想はどうだったでしょうか。
・7歳男子の感想:
「音がでかくておもしろい! すごかった。ビックリした」
「(※ネタバレ伏せ:後半に出てきたキャラ)がすごくおもしろくて笑った」
「遊園地みたいでたのしかった。もっと乗りたい」
「敵がジェットコースターみたい! カッコいい! 戦いたい」
シリアスなシーンや会話部分の理解は正直なところ甘かったようですが、作品全体としてとても楽しめたようでした。やや飽きっぽいところがあるのですが今回は最後まで集中して鑑賞していました。
・12歳男子の感想:
「椅子の動きとかがヤバい。世界に入り込むようだった」
「変身シーンが本当にカッコいい。シャザムは子どものためのヒーローなんだ、って思った。(僕らが)なりきれるような親しみやすさがあった!」
「音がすごい! 音と光がまるで現実みたいだった。大きい音は苦手なんだけど、(4DXの音質は)まったく苦にならなかった」
「ギャグの感じがすごく好き!」
「(主人公が)すごい力を手に入れた。あんなパワーがあったら誰でも力におぼれてしまう。でもそこから抜け出した時が本当のヒーローになれる。ヒーローは最初からヒーローじゃなくて、自分自身が育って初めてヒーローになれるんだ、って思った」
主人公の親しみやすさと作品のバランス、そしてそれらを補う4DXのエフェクトがばっちりとハマったようです。従来のヒーローとは一味違う“ヒーロー像”が新鮮だったと語っていました。
子供たちにも大好評だった『シャザム!』4DXですが、筆者はと言うと……これまた彼らの絶賛ぶりに劣らず、楽しむことができました。
先の感想にもありましたが、「中身はコドモ」であることのヒーロー像、そして彼を取り巻く環境の変化など、作中での「人」の描かれ方が良かったです。実はDCコミックス作品はほぼほぼ初めてなのですが、新しい楽しみが増えたと実感しました。
4DXに関してはも注目です。筆者は以前にも別の作品で4DX鑑賞したことがあるのですが、タイトルによっては4DXエフェクトが“強く”感じてしまい、そちらに気を取られてしまう事がしばしばありました。
しかし『シャザム!』の場合、作品の内容と4DXの効果が非常によく噛みあっていました。
『シャザム!』の静と動でメリハリのあるシーン構成に合わせ、4DXのスペシャルエフェクトが過剰になりすぎず効果的に連動するため、ダイナミックでありつつも心地よく『シャザム!』の世界に入り込むことができます。
4DXと相性の良いタイトルだと思うので、可能であれば『シャザム!』は4DX鑑賞することをおすすめしたいです。
ただし『シャザム!』4DXの上映期間は、公開から1週間で終わる劇場が大半らしいです。気になった方、お早めに劇場へどうぞ! もちろんお子さんにもおすすめです!
『シャザム!』ストーリー
身寄りのない悪ガキ「ビリー・バットソン」は、ある日怪しい魔術師からスーパーマンに負けないほどのパワーを手に入れる。仲間の「フレディ」とともに悪ノリを始め、あちこちで怪力を試したり、稲妻パワーを無駄遣い! すると怪しい科学者「Dr.シヴァナ」が現れ、スーパーパワーを狙われることになる。さらに「七つの大罪」というクリーチャーたちが召喚され、仲間のフレディはさらわれ、遊んでいる場合ではないと気付いたビリーは、仲間を救うためヒーローパワーを駆使して戦う!
■映画『シャザム!』特集 | ガジェット通信
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