9月9日、評論家の八幡和郎さんが、池上彰さんの番組スタッフから取材を受けた後、その内容を「池上の意見として紹介したい」と言われたと『Facebook』で言及したところ、ジャーナリストの有本香さんや高橋洋一・嘉悦大学教授をはじめ複数の識者が同様の経験があるとSNSで明かし話題となった。


参考記事:取材内容を「池上の方針で池上の意見として紹介したい」 池上彰さんの番組の取材姿勢にジャーナリストや教授が苦言

https://getnews.jp/archives/2076562[リンク]


9月10日、『J-CASTニュース 』は


池上彰氏、疑惑に「あってはならないし、ありえない」 「他人の意見を自分の意見に…」主張へ反論

https://www.j-cast.com/2018/09/10338269.html[リンク]


という記事を掲載。


池上さん自身は、J-CASTニュースの取材に対し、「特定の先生が言ったことを自分の意見として言うことはありえない」と全面的に否定した。


と、池上さんが疑惑を否定したと報じる。


その一方で、元警視庁刑事の坂東忠信さん(@Japangard)は、『Twitter』にてこの件に関しての記事のリンクを貼り





池上彰さんのネタ取り、テレ朝から私にも来ましたよ。簡単に言うと
● 名前は出さない
● 私が出演するわけでもない
● 私が話したことを池上さんが話すので局に来て事前チェックしてほしい
ということでした。都合のいいことやってんなあ、と思ったのを覚えてます。


とツイート。





これはメディア全体の構造的問題。「なんでも知ってる池上彰」を売りにするためにネタを集めるスタッフ、物知りイメージに沿わないと仕事にならない池上氏、そうやって視聴率を上げて広告費増をねらう局、それを知らずに更に信仰心を増す視聴者。そういう構図です。


と続け、その後もこの件に関していくつかツイートを行っていた。


翌11日、八幡和郎さんは


池上彰「パクリ疑惑」へ「Me Too」騒動

http://agora-web.jp/archives/2034671.html[リンク]


という記事を掲載し、この問題について語る。

また、元新聞記者の中村仁さんはブログに


池上彰氏は著作物でも不可解な行為

https://blog.goo.ne.jp/jinn-news/e/49698db760668fde1279a6d4e71adaa5[リンク]


というエントリーを掲載し、3年ほど前から、池上彰さんの著書については「参考文献、引用部分が不明」などの問題がある、と指摘していたことについて言及していた。


SNSには「#イケガMeToo」なるハッシュタグが登場し、現在も多くの方がこの問題について意見を交わしている模様である。


※画像は『Twitter』より


―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「イケガMetoo」池上彰さんがパクリ疑惑に反論 一方で著書にも問題があるのでは? との指摘も