白泉社の「別冊花とゆめ」が、5月26日発売の7月号で休刊というニュースが報じられた。

美内すずえ先生の「ガラスの仮面」や魔夜峰央先生の「パタリロ!」など、漫画史に残る名作が掲載されてきた雑誌の休刊。ネット上でも惜しむ声が多数聞かれるとともに、紙媒体の今後を憂う声なども散見された。


美内すずえ先生(@miuchibell)は、26日お昼に





『別冊花とゆめ』休刊のお知らせに驚かれた方々。本当に申し訳ありません。雑誌連載の方向性が決まれば、またお知らせします。ただ『ガラスの仮面』は、必ず最終巻まで描き続けます。 これからも宜しくお願いします。


とツイート。これに対し、


「信じて待ってます!必ず完結させてください!」

「小学生から読み始め、はや幾年。 お願いですから、他の事をする前に本編を終わらせてください! 最終回を見ずに亡くなったかたもいますよ」

「美内先生。 母娘でファンです! 73歳の母が亡くなるまでにはお願いします」


などなど、早く完結させてください! といった返信が多数寄せられていた。

思い起こせば、日本を代表する演出家のひとりである蜷川幸雄先生が生前コミックス43巻(2009年発売)の帯に「いつまでも待たせないで!」というメッセージを寄せていたことも。蜷川先生が2年前の2016年にお亡くなりになったとき、「嗚呼、完結まで読むことはかなわなかったか……」と思われた方も多いのではなかろうか。


別冊花とゆめ 休刊のお知らせ

http://www.betsuhana.com/notice.html[リンク]


今回、「別冊花とゆめ」公式サイトに掲載された「休刊のお知らせ」では、


連載作品・先生方の今後の掲載予定


ということでそれぞれ同社の雑誌「MELODY」や無料マンガアプリ「マンガPark」、新しく創刊予定だというWEBコミック誌「花ゆめAi」での掲載移行などが紹介されているのだが、28日お昼現在美内先生および「ガラスの仮面」に関しての記述はない。


『Twitter』の公式アカウント(@BetsuHana)は





別冊花とゆめ公式サイトに、誌上にも掲載しました休刊のお知らせと、
連載作品・先生方の今後の掲載予定をアップしました。
掲載予定については現在決定しているもののみとなっていますので、
以降も決まり次第、白泉社公式サイトやツイッター等でお知らせします。


とツイートを行っている。


※画像は『Twitter』より


―― 会いたい人に会いに行こう、見たいものを見に行こう『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 美内すずえ先生「『ガラスの仮面』は、必ず最終巻まで描き続けます」 掲載誌「別冊花とゆめ」休刊でツイート