分散型SNS・Mastodon(マストドン)のドワンゴが運営する『friends.nico』のユーザー有志が制作しているアニメ『シマエナガの「ナガオくん」』。第一“羽”は仮想通貨ならぬ“疑似マネー”を巡ってひと騒動が起こるというストーリーで、キュートなキャラクターが風刺を込みでシュールなセリフを吐くあたり妙にハマる人が出てきて、『ニコニコ動画』では無名ながらも再生数が18000回近くにまでなっています。


シマエナガの「ナガオくん」第一羽 –ニコニコ動画_GINZA

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32972314 [リンク]


企画・原案・キャラクターデザイン・音楽を担当しているのは、『friends.nico』のユーザーでもあるゆびにぃ(@AkishoMK2)。オープニングテーマの作詞作曲も担当しており、やはり『friends.nico』ユーザーの有印良品(@yu_jirushi)が歌を担当。声優陣や音楽協力なども、つぢい・海苔ゴン・あんず・ハノア・ちりぞうといったユーザーが集まっています。



シマエナガの男の子・ナガオくんが、シマエナガの女の子のシマエちゃんが、「無駄に値段が高い服」を着て現れるオカメインコの男の子でヒットホップが好きなオカメ。“疑似マネー”で儲けることをナガオくんに話すと、「不労所得が欲しい!」と話に乗ってしまいます。


その後、なんと“疑似マネー”が盗まれていたことが発覚! まるでコインチェックの謝罪会見で見たような展開が待っています。実にシュールです。



“疑似マネー”が盗まれて慌てふためくナガオくんとオカメ。それに対して、シマエちゃんが「“疑似マネー”はお金儲けのためにあるのじゃなくて、より良い暮らしのための技術なのよ」と諭します。うーん、しっかりしていて好感持てますが、ちょっと耳の痛い人もいるのでは?


この『ナガオくん』、クラウドファンディングサービス『Readyfor』で600000円の資金調達に成功。現在は第2羽まで公開されており、ゆびにぃによれば第6羽まで制作予定とのこと。今後も「ゆるく社会をぶった切る」とのことなので、スパイスの利いたストーリーに注目したいところです。


自作アニメで革新を!シマエナガの「ナガオくん」制作PJ (Readyfor)

https://readyfor.jp/projects/nagaokun [リンク]


シマエナガの「ナガオくん」公式『Twitter』アカウント

https://twitter.com/nagao_kun [リンク]


―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 クラウドファンディングも成功! Mastodon『friends.nico』発自主制作アニメ『シマエナガの「ナガオくん」』がシュール&キュート