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成績不振により堀孝史監督が契約解除になったサッカーJ1浦和レッズ。それまで育成ダイレクターを務めていた大槻毅氏が暫定監督に就任しましたが、以後の戦績は3戦3勝と負けなしで順位も第8節終了時点で10位にまで巻き返しています。
チームの立て直しに成功した大槻暫定監督ですが、ある意味で戦績以上に注目されているのが、オールバックにメガネ、黒スーツ、眼光をギラつかせて指揮を取る立ちふるまい。それまでのトレーナーでユースチームの指導をする姿を知っているサポーターの間からは変貌ぶりに驚きの声が上がっているほか、スタジアムでの監督紹介の時にはアウェーのサポーターからどよめく姿も。
アウトレイジな大槻監督の紹介w pic.twitter.com/9mR01GXvas
—P a_ な_し_@大槻組 (@notalMCZ) 2018年4月7日
アウトレイジな大槻監督の紹介w
さらに、2018年4月7日のベガルタ仙台戦ではMF菊池大介選手が接触プレーの後なかなか立ち上がらない場面に「やれよ!コケてるんじゃねーよお前!」という怒声が『DAZN』のマイクに拾われることに。
スンマセン、大槻監督ガチで怖いです
倉敷さんと川勝さん黙っちゃったw pic.twitter.com/GZ5RaZnsM3—⚽️Kemari Doku
(@Jobasansan) 2018年4月7日
スンマセン、大槻監督ガチで怖いです
倉敷さんと川勝さん黙っちゃったw
このようなキャラクターにより、Jサポーターの間では「赤菱会大槻組」とまるで暴力団のような呼ばれ方がネットで広まるまでになっているのですが、浦和レッズ公式『Instagram』アカウントもそれに便乗するような画像を投稿。
すっかり「組長」との呼び名が定着した感のある大槻暫定監督。おりしも2018年5月12日には昭和63年の広島を舞台に警察官と暴力団員の生き様を描いた柚月裕子さん原作『孤狼の血』がロードショー。時代がコワモテでアウトローな香りを漂わせるキャラを求めていたところにハマった感があります。
一方で、浦和は次期監督を選定中で、鹿島アントラーズで指揮を取ったオズワルド・オリベイラ氏の名が上がっており、サポーターの間では「組長」の処遇についてさまざまな議論が巻き起こっています。いずれにしても、ここ数年いなかったコワモテキャラとしてまたたく間にJリーグ全体にその名を知らしめた大槻暫定監督と浦和レッズの今後の展開が気になるところです。
画像は『Instagram』より
https://www.instagram.com/p/BhlJ1ORDqij/ [リンク]