- 週間ランキング
タカラトミーの定番ボードゲーム『人生ゲーム』は、1968年の日本での発売から今年で50周年を迎えます。同社は3月15日、東京・パレスホテルで『人生ゲーム50周年記念事業発表会』を開催。記念事業や新製品、コラボ製品などトピックが目白押しだった発表会のレポートをお届けします。
50周年記念商品『人生ゲームタイムスリップ』は、3月31日に発売。50年前にタイムスリップした状態からスタートし、50年間の日本の出来事を体験しながらゴールを目指すゲーム内容になっています。
70年代は“スプーン曲げ”、80年代は“ハレーすい星”、90年代は“お立ち台・扇子”など、時代を反映したトピックがマス目として登場。
“団地”“東京ドーム”“東京スカイツリー”など、時代を象徴する建物を立体で再現、これらはゲーム内で購入したり投資することができます。
“職業カード”や“お宝カード”は、年代によって給料や価値が変動するというルールが初めて導入されています。
1968年から2018年の50年間を舞台にしたメインステージに、未来の50年を追加して遊べるサブステージが付属。計100年分の人生を楽しむことができます。未来の50年では、「2017年 リニアが東京~名古屋間で開業」といった予定されている未来、「2042年 全ての野菜の工場生産が可能に」など空想上の未来がマス目として登場します。『人生ゲームタイムスリップ』は3月31日に発売。希望小売価格は3980円(税別)です。
7月に発売を予定しているのが、週刊少年ジャンプとコラボした『週刊少年ジャンプ人生ゲーム』。週刊少年ジャンプも2018年に創刊50周年を迎えることからコラボが実現。50周年にちなんで、現在連載中の作品から過去の人気作品まで50作品が登場します。
自動車コマやお札、お宝カードなどがジャンプキャラクターのオリジナルデザインに。コマには“モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)”、“日向翔陽(ハイキュー!!)”、“緑谷出久(僕のヒーローアカデミア)”、“アスタ(ブラック・クローバー)”、“竈門炭治郎(鬼滅の刃)”、“エマ(約束のネバーランド)”、“孫悟空(DRAGON BALL)”、“両津勘吉(こちら葛飾区亀有公園前派出所)”の8キャラクターが採用されています。
マス目には漫画のコマがデザインされ、漫画を読んでいる感覚でゲームを楽しめるのが特徴です。『週刊少年ジャンプ人生ゲーム』は7月の発売予定で、希望小売価格は4500円(税別)。
2018年にデビュー30周年を迎えるバンド“B’z”とコラボした『B’z人生ゲーム』は4月1日に発売。同日から開催される展示会『B’z 30th Year Exhibition “Scenes” 1988-2018』の会場で限定販売されます。
プレイヤーはB’zのスタッフとなり、バンドを盛り上げながらNo.1を目指すというゲーム内容。マス目の制作にはB’zの松本孝弘さんと稲葉浩志さんも協力、ゲーム内のメンバーイラストはオフィシャルアートディレクターが描きおろしているそうです。
50周年を記念したキャンペーンやイベントも各種、予定されています。3月31日から6月1日にかけて開催されるのが、『ラスベガスで目指せ リアル億万長者キャンペーン』。キャンペーンサイトから応募すると、当選した2組4名をラスベガスツアーに招待、その場でギャンブル資金2000ドルをもらって億万長者を目指せるというもの。
人生ゲーム50周年キャンペーン ラスベガス3泊4日ペア旅行プレゼント!|商品情報|人生ゲーム|タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/products/jinsei/lasvegas/
2018年8月には、ユーザー参加型イベント『50th人生ゲームフェスタ 人生ゲーム日本一決定戦』の開催を予定。個人や家族で参加でき、参加者の中から“日本一運がいい人”を決定。優勝者は上記キャンペーン同様、ラスベガスツアーに招待します。当日は初代『人生ゲーム』をはじめ、歴代の『人生ゲーム』の展示や体験会、抽選会などのアトラクションが用意されるそうです。
この“ラスベガス”へのこだわりは、初代『人生ゲーム』に「ラスベガスでかけをして50000ドルもうける」というマス目があったことにちなんでとのこと。
2018年秋には、“リアル人生ゲーム”である『まちあそび人生ゲーム』の葛飾区版として、青戸の6つの商店街を舞台にした『まちあそび人生ゲーム in 葛飾』を開催。タカラトミーの地元で過去最大規模の“リアル人生ゲーム”が繰り広げられます。
発表会には豪華ゲスト、タレントの荻野目洋子さんが登場しました。『人生ゲーム』と同じ1968年生まれの荻野目さん。年末には家族で一緒に遊ぶのが恒例行事で、ボロボロになるまで遊んでいたのだとか。最新版『人生ゲームタイムスリップ』にちなんだ「タイムスリップできるならどの時代に行きたいですか?」という質問には、「江戸時代とか日本の古い時代に行って、自分の住んでいる場所の歴史や自分の祖先、日本人のよさをのぞいてみたい」と語っていました。
会場には歴代の『人生ゲーム』やテレビゲーム版の『人生ゲーム』がズラリ。
来場者に賞品が当たる巨大ルーレットや『人生ゲーム』型のケーキ、そして輪島塗で制作された『輪島塗人生ゲーム・春夏秋冬』も展示され、50周年を祝う華やかなムードの発表会となりました。50周年、おめでとうございます!