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レノボは1月9日から12日にかけて開催される展示会『CES2018』で、GoogleのVR動画フォーマットであるVR180対応のカメラ『Lenovo Mirage Camera with Daydream』と、スタンドアロンVRヘッドセット『Lenovo Mirage Solo with Daydream』を発表しました。
VR180は、360°動画のような全方位ではなく、前方180°を2眼式のカメラで撮影する動画フォーマット。VRヘッドセットでは180°のVR動画として再生でき、パソコンやモバイルでは高解像度の動画として視聴できます。『YouTube』や『Google フォト』が対応しており、撮影した動画を共有したりライブストリーミングすることが可能。
『Lenovo Mirage Camera with Daydream』の本体重量は139g。1300万画素の魚眼カメラ2基で180°動画を撮影します。電源、シャッター、ファンクションの3ボタンのみというシンプルな操作で、静止画と動画の撮影とライブストリーミングが可能。Wi-Fi Directでスマートフォンに映像を転送し、スマートフォンをビューファインダーとして利用できるほか、本体から直接Wi-Fiで『YouTube』に動画をアップロードしたりライブストリーミングすることができます。
2GBのRAMを搭載し、ストレージ容量は16GB。最大128GBのmicroSDカードを外部ストレージに利用できます。USB Type-Cポートからの充電、もしくは取り外し可能なバッテリーから給電し、高解像度の動画撮影で最大2時間の連続使用が可能。2018年の第二四半期ごろの発売を予定、米国での想定価格は300ドル以下。
『Lenovo Mirage Solo with Daydream』は、GoogleのVRプラットフォーム『Daydream』に対応し、スマートフォンなしで利用できるスタンドアロンのVRヘッドセット。 5.5インチの内蔵ディスプレーはQHD (2560 x 1440) の解像度で、視野角は110°。4GBのRAM、64GBの内蔵ストレージを搭載し、最大256GBのmicroSDカードを外部ストレージに利用可能。バッテリー容量は4000mAh。
モーションコントロールに対応し、タッチパッドを搭載するワイヤレスコントローラーが付属。『Daydream』のモーショントラッキング技術“WorldSense”により、部屋の空間を自由に使ったVR体験が可能になります。
『Lenovo Mirage Camera』と組み合わせて利用すると、誕生日パーティーでプレゼントを開けるシーンを撮影して、『Lenovo Mirage Solo』でその場にいるような再体験をすることも可能になります。『Lenovo Mirage Solo』も2018年の第二四半期ごろの発売を予定。米国での想定売価は400ドル以下とのこと。