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「もやしって日持ちしないな」「もう少し長持ちすればいいのに」…臭いが出てダメになったもやしを前にしてちょっぴりグチった覚えはありませんか?もやしって、冷蔵庫の野菜室で保存してもすぐに傷んでしまうんですよね。 しかし!このもやしがすぐにしんなりせず、シャキシャキの食感を長持ちさせる保存方法があるんです。今回は、もやしのおいしさをいつも以上にキープする方法をご紹介したいと思います。
冷蔵庫でもやしを保存する、これはごく当たり前の方法です。でも、ここにひとつ工程を加えるだけで、もやしをより長く保存できてしまうわけです!
その工程とは…「もやしを袋から出し、水を注いだ容器に入れる」、これだけ。これでもやしがシャキシャキのまま、いつもより長く使えるのだから、驚きですよね。
保存容器にもやしを入れて、もやし全体がひたるくらいの水を入れ、フタをして冷蔵庫へ。2日に一度は水を入れ替えましょう。
ちなみに水にひたしていると、ビタミンCなど水溶性の栄養成分は流れ出してしまいます。しばらくは使わない、とわかっているならば冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存にすることでさらに日持ちがアップ。なんと、上手に保存すれば1カ月近く使えるというのです!
ちょっぴりシャキシャキ感は抜けてしまいますが、炒め物や汁物に入れるなら十分!
購入した袋のまま冷凍庫に入れるだけ。使いかけのもやしなら、洗って水気を切り、冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて保存を。
安くておいしい、家計と食卓の人気者もやし。その欠点と言えば、日持ちがしないことでした。それが、今回の保存方法で一転!日持ちの心配もなくなり、いいことずくめの野菜に大変身です。ぜひ今日から、ご家庭の献立に“日持ちするもやし”を役立てていただければと思います。 シャキシャキした食感がおいしいもやし。気になる栄養価は?相性のいい食材は?長持ちさせる保存のコツもご紹介します。【もやし】スープやサラダに!おいしく食べるための料理のコツ
最終更新:2018.02.07
文:齊藤カオリ
写真:小林友美
監修:カゴメ
参考文献:『ひと目でわかる! 食品保存事典』島本美由紀著(講談社)