以前、ガジェット通信では

「演出の一環のつもりでしたが」「行き過ぎた編集がありました」 TBS『ピラミッド・ダービー』が謝罪

http://getnews.jp/archives/1486351[リンク]

という記事をお伝えした。

6月19日に放送されたTBSのバラエティ番組『ピラミッド・ダービー』に出演した顔相鑑定士の池袋絵意知さんが、放送において内容を改変されたり自分の姿がCGで消されたりといった、編集内容があまりにひどいとブログで告発。後にTBSが

「演出の一環のつもりでしたが、事前に説明や了解を得ることなく画像を加工し、行き過ぎた編集がありました」

と謝罪したというもの。


12月6日に、放送倫理・番組向上機構(BPO)は

TBSテレビ『珍種目No.1は誰だ!? ピラミッド・ダービー』「双子見極めダービー」に関する意見

http://www.bpo.gr.jp/?p=8858&meta_key=2016[リンク]

を発表。


委員会は、背景となる番組の制作体制や制作環境、そして、スタッフの意識の問題点などを指摘した上で、「出演者に無断でレースから脱落したことにしてその姿を消すという、出演者に対する敬意や配慮を著しく欠いた編集を行ったことを放送倫理違反」と判断した。


と決定したとのことである。

つい先日は、『マツコの知らない世界』でパソコンのキーボードを入れ替えるという映像の捏造疑惑が取りざたされたTBS。

参考記事:『マツコの知らない世界』で映像捏造疑惑 TBSが「ケアレスミス」と謝罪

http://getnews.jp/archives/1562714[リンク]

こちらもBPOに対して視聴者から多数報告が行っているものと思われるが、いずれにせよ今回のようにBPOから「放送倫理違反」等の判断が下されても、テレビ局側は改善していっているように思えないのがなんとも残念なところである。


※画像は『BPO』のサイトより引用


情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「出演者に対する敬意や配慮を著しく欠いた編集」 BPOがTBS『ピラミッド・ダービーを』放送倫理違反と判断