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見ると一週間後に呪い殺されるという「呪いのビデオ」の恐怖を描いた「リング」シリーズの最新作、映画『貞子』が5月24日より全国ロードショーを迎える。同作の完成披露試写会イベントが5月9日に都内で行われ、池田エライザ、塚本高史、清水尋也、姫嶋ひめか、佐藤仁美、中田秀夫監督が登壇した。
会場に出演者らが登場すると、観客からは大きな歓声が湧いた。赤のワンピースで登場した池田は、出演のオファーがあったときを振り返り、「本当にホラーが苦手なんです。幼少期にリングの洗礼を受けて、テレビに布かけたりするくらい。だから、台本いただいたときには、すぐに読まないといけないんですけど、2、3日かかったかな」と告白。
続けて「でも、今までの幽霊模様というか、人間模様みたいなものが描かれていて、そこに触れてみたいなと思って挑戦してみたという感じ」と出演を決めた経緯について語った。
さらに清水との共演について「ひろやくんが弟に似てるんですよ。だから、いなくなったらやだなって。生まれてきてくれてありがとう」と話すと、清水は「姉ちゃん・・・!」と胸を打たれたようにつぶやき、会場の笑いを誘った。
また、『リング』、『リング2』以来、約20年ぶりにリングシリーズに出演することとなった佐藤は「そういえば私生きてたって思いました。一番初めに出たときは18だったので、22年前なんですよ。貞子の怖さは、22年前とまったく変わらないです」とコメントしていた。
イベントでは、突如会場が暗転し、貞子が登場するという場面も。池田は笑顔をのぞかせる余裕を見せ、貞子に並んで同じポーズをとるなどして、会場を和ませた。
最後に池田は「今、みんなが手に持ってる電子機器。そういうところから忍び寄る恐怖を感じていただけると嬉しいです。また、ホラーなだけでなく、ホラーというイメージを更新する要素も含まれているので、いろんなものを感じていただければなと思います」とアピールした。
発信地・日本
<文・デザート編集部>