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直木賞作家・西加奈子のベストセラー『さくら』が2020年初夏に映画化されることが発表された。北村匠海が長谷川家の次男で大学生の薫を演じ、超美形の妹ミキを小松菜奈、そして、人気者の長男・一を吉沢亮が務める。
監督は、「三月のライオン」(ベルギー王室主催ルイス・ブニュエル「黄金時代賞」受賞)、「ストロベリーショートケイクス」(バルセロナ・アジア映画祭・国際審査員特別賞)など、海外からも高い評価を受け、詩情溢れる作品を多数生み出してきた矢崎仁司に決定している。
キャスティングについて/プロデューサー・関顕嗣
西加奈子「さくら」は、家族をテーマにした傑作小説です。映画化にあたり、配役はとても重要でした。 兄弟妹をどの俳優に相談すべきか?初心に戻り原作からのイメージをまとめてオファーを開始しました。 結果、望み通りのキャスティングに決まったのです。この出会いに感謝しています。 北村匠海、小松菜奈、吉沢亮、の三人の共通項は、その演技力にあると感じています。今を代表する人気俳優陣である事と同時に、彼らが演じる人物達は、強烈な存在感を観客に植え付けています。矢崎仁司監督のタクトによって、素晴らしい和音を奏でて頂けると期待しています。
北村匠海 <次男・薫 役>
吉沢亮さん小松菜奈さんをはじめとする本当に強力かつ個性のある共演者の皆様とお芝居できる時間がとても幸せに思います。一つの家族の大きな愛、小さな愛、一匹の犬にまつわる、愛情。端的には言えない、愛と情の物語です。丁寧に一言一言を紡いで力を合わせて作り上げていきたいと思います。頑張ります。
小松菜奈 <妹・ミキ 役>
矢崎監督とのお仕事は今回が初めてで、共演者の方々と一つの家族になるのは緊張でもあり未知の世界ですが、これからこの家族にどんな色がついていくのかとても楽しみです。原作からも浮き出てくるリアルな家族のやり取りと喜怒哀楽の光景がとても微笑ましく、その中で感じる生きるとは何か・愛とは何か・家族とは何か、そんなメッセージが伝わる心温まる再生物語だと感じました。
今回演じさせていただく末っ子のミキと常に向き合い、とても奮闘する日々になると思いますが、自分の感じた想いを大切にミキとして生きていきたいです。
吉沢亮 <長男・一 役>
矢崎監督、共演者の皆様は初めましての方ばかりで、皆様とどのような家族ができあがるのか、とても楽しみです。不安もありますが、監督と話し合いながらこの一家の光であり影である一という役を精一杯生きたいと思います。僕自身男4人兄弟で、女姉妹に憧れていました。妹、ワクワク。
出演:北村匠海、小松菜奈、吉沢亮 ほか
原作:西加奈子(『サラバ!』『きいろいゾウ』『まく子』) 監督:矢崎仁司(『無伴奏』『スイートリトルライズ』)
製作:『さくら』製作委員会 配給:松竹メディア事業部
制作スケジュール:4月クランクイン、秋完成予定 公開:2020年初夏 全国公開
公式HP:sakura-movie.jp
公式Twitter:https://twitter.com/sakuramovie
発信地・日本
<文・デザート編集部>