脚本家の北川悦吏子氏(63)が1月23日に自身のX(旧ツイッター)を更新し、芸能界引退を発表したタレントの中居正広(52)への思いをつづった。

 この日の投稿では、「もう何年も前のことです。『最後の恋』というドラマを書きました。覚えていてくださる方、いるでしょうか?」と書き出し、TBS系で1997年に放送された中居主演の連続ドラマに言及。「恋愛ものが苦手という彼が、出てくれました。私が、どうしても書きたかったのです。」と明かした。

 そして北川氏は、「いつか何かのサイトで、私の書いたドラマベストテン第一位に選ばれたこともあります。私にとっても、大事なドラマのひとつでした。主題歌は小田和正さんです。」と続けると、「私の知らない面を彼は持っていたのでしょうか?時が人を変えたのでしょうか?人ってわからないよね?って思いながら、この先、私は生きていくんでしょうか?」と疑問を呈し、「主役をその人で書くことは、心を渡すことです。いくつかの思い出があります。もう、二度とお会いすることはないのだなあ、と思います。でも、いつか見たSMAPのキラキラしたライブも、いつか交わした彼の私を気遣う言葉も、それはその時のままに、と思います。涙が止まらないです。」と中居への思いをつづった。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 北川悦吏子氏、引退発表の中居正広への思いをつづる「私の知らない面を彼は持っていたのでしょうか?」