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地元の後輩を信頼していたという松浦は、「avexが上場した際、私に代わってお金の管理を申し出てくれました。『大変だろうから全て管理するよ』という彼の申し出を信じ、全てを彼に任せました。」という。
数年間は問題なく運営され、後輩の不動産業も順調に進んでいたが、そこに落とし穴が…「彼が投資した案件が詐欺で、彼自身も騙されてしまったのです。彼からの正直な話を聞いた後、騙された本人を責める気にはなれず、その問題を追及しませんでした。しかし、これが原因で次々と実態のない案件が表面化し、結果的に約50億円を失うことになりました。上場時には50億円の現金があったのに、結局はマイナス50億円の負債を抱えることになりました。つまり、実質100億円を失った計算です。」と経緯をつづり、37歳から約10年かけて返済したという。その後も小室哲哉氏の詐欺事件で6.5億円を肩代わりしたこと明かした。
最後に、「身近な信頼できる人に全てを任せがちですが、信じたのが自分自身である以上、その責任も自分にあることを忘れてはならないのです。もちろん、全ての借金の返済は自分で行いました。」とつづっている。
ドジャース・大谷翔平投手の専属通訳だった水原一平氏の違法賭博問題が世間を騒がせている”今”の発信だからこそ、「最期の4行が心に沁みるな」「確かに大谷さんも一平のこと完全に信用してたんでしょうね」「『信頼していた』この言葉にすべて詰まってますよね」など様々なコメントが寄せられていた。