松本人志のモチベUP法を吉岡秀隆が絶賛「腑に落ちた!高倉健さんも同じことを」
12月16日の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に、俳優の吉岡秀隆(52)が出演。松本にモチベーションの上げ方を相談し、その回答を称賛する場面があった。
20年前にスタートした人気ドラマシリーズ『Dr.コトー診療所』(同)が、16年ぶりに映画化されたが、撮影はかなり過酷を極めた様子。普段から「仕事に行きたくない」と思っている吉岡は、島で医師として働く“Dr.コトー”こと五島健助を16年ぶりに演じるのに相当苦労したという。
そんな吉岡は、ダウンタウン・松本人志(59)に「ずっと(第一線で)走ってらっしゃって、ずっと面白いとなると、次に対するモチベーションはどこから来てるのかって……」と質問。
松本は「わかりますよ。今日は、もっとおもしろくないとアカンのかって」と吉岡の気持ちに寄り添うと、「モチベーションかどうかわからないですけど、僕は、いまだに罰ゲームを受けたりするのを、わざとやるんですよ」「『もう(やらなくて)いいじゃないですか』って、後輩から言われるんですけど、ずっと面白がらせているだけだと、かっこ良すぎるから」とあえて罰ゲームを受けて、“笑わせること”と“笑われること”の両方をして「ごまかしている」と、自分なりの方法でバランスをとっていると明かした。
なお、モチベーションが上がらず嫌々役者仕事をしているという吉岡に対し、泉谷しげる(74)が「モチベーションなんて、あがらないよ!」「こっちは、嫌々やってるんだからさ。嫌々でやれたことが、本物じゃん!」と声をかけると、松本も「僕も、まあ、そっちのタイプなんですけどね」と賛同。
そして、松本が「でも、旅行みたいなもので。僕、旅行って、あまりテンション上がらないんですよ。心配事も多いし。事件や事故の不安の方が多くて、旅行中もそんなに楽しくない。でも、帰ってから『楽しかったな』と思えるって、あるじゃないですか」「作品づくりって、それに近いような気がするんですよ」と語ると、吉岡は「あ、わかりました!腑に落ちました!本当に同じことを高倉健さんがおっしゃってました」と納得。
「吉岡は、松本の言葉を聞いて高倉健の言葉を思い出したようで、『松本さん、ありがとうございます!』と本気で感謝していましたね。今回はゲストが全員俳優だったため、いつもとは雰囲気が異なっていましたが、ネット上では『プロフェッショナルな話は興味深かった』『今回めちゃくちゃ深い話になってる。いつもと違う面白さ』『やっぱり松っちゃんはすごい!』『仕事は旅に出るようなもの。だから信頼できる仲間と……ってすごくいい話』との声が集まっていました」(芸能ライター)
まさかの高倉健と同じ考えということに松本は驚いていたが、最後はスタッフに向かって「ここ、何回も使えよ!」とお願いし、笑いを誘っていた。