ダウンタウン・松本人志(58)が、8月19日放送の『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に出演。自身がMCを務める『人志松本のすべらない話』(同)における“MVS”の決め方を明かした。

「どんな賞が欲しい?」というテーマに話が及ぶと、「(自分は)お笑いの賞を獲れない」と切り出した松本。『M-1グランプリ』や『キングオブコント』などの審査員を担うことが多いこともあり「お笑いの賞レースに携わり過ぎてて」もはや賞をもらう立場ではなくなっているという。

 2004年から不定期に放送されている『人志松本のすべらない話』では、その回で最もすべらなかった話し手に「MVS(Most Valuable すべらない話)」が贈られるが、これも「獲ったことないし」とのこと。

 千鳥・大悟(42)から「すべらない話で、『今日のMVSは松本人志』とは、やっちゃダメなんすか?」と聞かれると、松本は「やっちゃダメってことはないけど……」と言いつつも、自分を選べない事情があるようだ。

 MVSは、裏で作家やスタッフらと一緒に話し合って決めており「俺が行くと、ホワイトボードに出た話が書き出してあって、結構ウケが良かったのは何点満点みたいに印をつけてある」と、審査方法を告白。

 そんな中、「俺のところ、ぐちゃぐゃってされてる」と、点数がうやむやにされていることを明かし、千鳥・ノブ(42)は「それは悲しいですね」と同情。松本は「あれ、いつも『う~ん』って……点数は書けないんでしょうね」とスタッフの気遣いだと語った。

「これにネット上では『MVSの裏話嬉しい』『すべらないのMVS、松ちゃんはもうハナから選ばれないシステムなんだな』『すべらない話、今はマジでゲストに気を遣ってる?って思うくらい「この人MVSちゃうやろ」ってことが多いから初期に戻って欲しい』との声が上がっていました」(芸能ライター)

 また、お笑いタレント・ヒコロヒー(32)から「今日は絶対俺、っていうときもあったんじゃないですか?」と聞かれると、松本は「くそ寒くない?会議室で作家も若いスタッフもいる前でぐちゃぐちゃってされてる俺が『俺やろ!』って」「『MVSは俺~!』って」と自分でMVSを主張する姿を披露し、スタジオは笑いに包まれた。

 さらに大悟やジャングルポケット・斉藤慎二(39)から「1回ぐらい見てみたい」「相当、手ごたえあったときに1回だけ」とあおられると、松本「まじで?でも、そんなときに限ってそんなにウケてなかったりする」と言い、再び笑いに。「たぶんネットで『そんなおもろかったか?』(って言われる)」と、視聴者の反応も予想していた。

 松本のMVS。スタジオゲストと同様、「1度くらいは観てみたい」と考える視聴者は多いのではないだろうか。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 松本人志、『すべらない話』“MVS”の決め方を明かし賛否の声「初期に戻って欲しい」