『チコちゃんに叱られる!』ゲストの正答を不正解にして批判殺到「答えがいつも気持ち悪い」
5月6日放送の『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)で、質問に対するゲストの答えが正答していたのではないかとして、視聴者の間で物議を醸している。
問題となっているのは、1問目の「なんで小学生は黄色い帽子をかぶるの?」という質問。このクイズに答えることになったのは、女優の西田尚美(52)で、「あれ……? え?」と混乱。一方、「目立つから」と答えたものの、チコちゃんは「目立つねえ。まあ、確かにね」と流しただけだった。
その後、西田はあらためて「子どもの好きな色」と答えたものの、チコちゃんは「ボーっと生きてんじゃねーよ!」を繰り出していた。
この問題に対するチコちゃんの答えは「坂下さんが西部劇を見たから」というもの。解説として和歌山県交通安全協会の専務理事・西川敏秋氏がVTR出演し、和歌山西署の元警察官・坂下敏郎という方が黄色い帽子を考案したと明かした。
番組では、昭和30年代に車の保有台数に比例し、交通事故による死者数が急増していたことを紹介。それに頭を悩ませて対策を考えていた坂下さんが、あるとき偶然に西部劇を鑑賞。カウボーイハットを被ったカウボーイが遠くから見ても目立つことに着想を得て、事故を防ぐために子どもに帽子を被せることを思いついたという。
その後、坂下さんは知人の子どもに協力してもらい、さまざまな色の帽子をさまざまな転向や時間帯の元で被ってもらい、黄色が一番目立つことを発見。昭和35年4月に和歌山西署は管内の小学生や園児に黄色い帽子の着用を呼びかけ、それが全国に広まっていったと紹介された。
しかし、この解説に視聴者からは、「目立つからじゃん」「正解してる」「答えがいつも気持ち悪い」というブーイングが集まっている。
「『目立つから』は西田が最初に口にしたものの、チコちゃんがスルーした答え。チコちゃんが提示した『坂下さんが西部劇を見たから』という答えは、黄色い帽子の発祥を詳しく知らない限り導き出せないということもあり、視聴者から大ブーイングが集まっていました。『チコちゃん』は話題性を狙うためか、捻った答えが多いものの、ゲストの真っ当な答えをスルーしてまで捻った答えを優先させる様子に呆れ声が集まってしまったようです」(芸能ライター)
到底正解するわけのない答えに、視聴者もドン引きした様子だった。