3月2日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で食べ物を使った企画が炎上している。

 問題となっているのは、「どれだけ苦手な食べ物でもその最高峰を食べたら旨いと感じる説」。苦手な食べ物がある芸能人を呼び出して、その食べ物がどれだけ苦手か語ってもらった上で、ドッキリでその食べ物を芸能人に食べさせるというものだった。

 最初に挑戦したのは、お笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久(38)。太田の苦手な食べ物はきゅうりだといい、元々苦手だった小学生の頃、給食で教師に無理矢理食べさせられて吐いてからトラウマになったという。

 今回は嫌いな食べ物を2段階用意しており、最初はその食べ物の最高級品を使った料理、次はその食べ物の最高級品をそのまま食べるという検証になっていた。

 太田は最初用意されていたきゅうり入りチョレギサラダはおっかなびっくり食べたものの、いざきゅうりをそのまま食べるという段階では、口に入れた瞬間、反射的に吐き出してしまうという展開に。しかし、そのまま勢いでもう一度口にすると食べることに成功。「おいしい」とまでは行かなかったものの、「食べれないこともなくなってきました」と明かしていた。

 その後、元プロボクサーの具志堅用高(66)が嫌いなウニを使ったウニご飯に挑戦。「いや、ちょっと待って」「厳しいね」と20分間拒否し続け、ようやく口にしたものの、やはり口にした瞬間、ゴミ箱に吐き出してしまうことに。「ウニはウニですよね」とぐったりしたように明かした。

 また、タレントのJOY(36)は大嫌いなトマトのマリネを食べることになったものの、口に入れてすぐに「マッジィ」「超マズイ」と吐き出し、検証は失敗。さらに、JOYのドッキリの進行を務めていた齋藤慎太郎アナウンサー(24)もトマト嫌いということで、同じ最高峰のトマトを食べることになったものの、食べてすぐにゴミ箱に嘔吐。さらに「うわぁ、しかも吐いたのクッセェわ」「中身がヤベェわ、これ」とアナウンサーとは思えない言葉遣いで嘆いていた。

 この企画に視聴者からは、「食べ物吐くな」「生産者に失礼」「不快になった」という声が続々集まっている。

「食べ物を食べて吐くという瞬間は決して見ていて気持ちのいいものではなく、不快感を煽っていた上、番組が用意していたのはその食べ物の中でも最高峰。キュウリやトマトは農家が丹精込めて作ったものであり、それに対して『マズイ』『クッセェ』などと連発する姿にドン引きした視聴者も多かったようです。テレビにもSDGsの波が来ている今の時代、決していい企画とはいえないものになっていたようです」(芸能ライター)

 テレビ業界の問題番組が悪趣味企画でまたも炎上してしまったようだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『水ダウ』また悪趣味企画で大炎上「食べ物吐くな」「生産者に失礼」