2月23日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)のある企画に視聴者からさまざまな声が集まっている。

 問題となっているのは、「芸人なら誰しも自分なりの浅草キッドある説」。ビートたけし(75)が自身の下積み時代を歌った『浅草キッド』をテーマに、くすぶっているお笑いコンビ・2丁拳銃、エルシャラカーニ、ブラックパイナーSOSが『浅草キッド』を自分たちに当てはめた替え歌を披露するという企画となっていた。

 それぞれが売れると思ったスタートから、くすぶり続けている現状を歌うという企画になっていたが、MCのダウンタウン・浜田雅功(58)はこの企画に「な……何? 賞を狙ってんの? この番組」と困惑。プレゼンターのお笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基(47)は「賞狙ってるわけじゃないんですよ」と諫めていたが、浜田は「めっちゃええ感じやんか」と嫌味を言い放っていた。

 また、3組の芸人が歌を披露し終えたあと、ダウンタウン・松本人志(58)は「何か浜田さんがずっとブツクサ……」と指摘。後藤も「ブツクサ、ブツクサ何かずっと言うてはりましたよね」とツッコミを入れていた。これに浜田は苦笑いしつつ、「違う、違う! いい出来でしたよ」と弁解していたが、「でも何か、何なの? たまに それやるやん、何か賞狙いたいのか知らんけど」と呆れたような声を出していた。

 これに松本は「賞を狙いてえんだよ、バカヤロー」と、ビートたけしのモノマネを披露。浜田は爆笑していたが、パネラーとして出演していたお笑いタレントの劇団ひとり(45)も「僕はなんかこう、泣かせようって感じがすごくって冷めちゃいました」と苦言を呈していた。

 また、視聴者からも「あからさますぎ」「確かに冷めたわ」「さすがにこれはやりすぎ」という声が集まっているという。

「『水曜日のダウンタウン』といえば、BPOで審議されるほどの過激なドッキリを行っている一方で、ギャラクシー賞も多く受賞。最近では昨年10月放送の『おぼん・こぼん THE FINAL』が『ギャラクシー賞10月度月間賞』を受賞しています。両極端な番組のつくりも人気のひとつですが、今回はあまりにも“いい企画”過ぎて出演者からも『ギャラクシー賞』狙いではないかという声が噴出。それが視聴者にも伝わってしまったようです」(芸能ライター)

 果たしてこの企画は本当に「ギャラクシー賞」受賞となるのだろうか。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『水ダウ』“浅草キッド”替え歌企画が大不評で「冷めた」「やりすぎ」の声