1月26日に放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で放送された悪質なドッキリに対し、視聴者から批判が集まっている。

 この日行われたのは「不仲芸人対抗 スピード解散選手権」。仲の悪いお笑いコンビを対象に、どちらかが解散ドッキリを仕掛け、解散成立までのタイムを競うというものになっていた。

 対象となったのは、吉本興業のお笑いトリオ・バビロン、マセキ芸能のお笑いコンビ・スタンダップコーギー、太田プロのお笑いコンビ・コンピューター宇宙、人力舎のお笑いコンビ・竹内ズ。

 最初にドッキリを仕掛けられたバビロンは、ターゲット側が想定以上に怒り仕掛け人に掴みかかるなど、あわや暴行事件寸前。また、スタンダップコーギー、コンピューター宇宙も、ターゲットが確実に仕掛け人に対し不信感を抱くも、『水曜日のダウンタウン』のドッキリと聞かされて、なんとか納得するような様子だった。

 そんな中で、竹内ズは、主にツッコミ担当のがまの助(26)が、ボケ担当の竹内大規(28)に解散を持ちかけることに。お互いスマホをいじりながら「ちょっと言おうと思ってたんやけどさ、解散したいわ」と、がまの助が明かすと、竹内はあっさり「うん」と了承。続けて、がまの助が「もうやりたくない、竹内くんと。しんどい。解散でいい?」と改めて確認すると、竹内は再び「うん」と了承。わずか10秒での解散となり、当然ながら選手権1位となっていた。

 また、がまの助も思った以上のスムーズな解散に戸惑ったのか、お互いの悪いところを直したいと持ちかけてみるも、竹内は「解散するんじゃないの?」と不信感を抱き、より2人の間が険悪に。その後、慌ててのネタバラシとなった。

 このドッキリに、MCのダウンタウン・浜田雅功(58)は「ドッキリや言うて修復できんの?」と戸惑い。また、松本人志(58)も「『水曜日のダウンタウン』って言うのやめてくれへん?」と訴えるほど。

 視聴者からは「このあと何組か解散しても仕方ない」「悪趣味選手権すぎるでしょ」「こういう誰も幸せにならないドッキリもうやめて」という声が集まっていた。

「『水曜日のダウンタウン』といえば、以前女優の遠野なぎこ(42)が、仲の良かったタレントの矢口真里(39)をターゲットに『矢口真里、説教食らった後にカラオケで恋のダンスサイトを歌われてもさすがに「セクシービーム」入れづらい説』というドッキリを仕掛け、見事成功。しかし、このドッキリでお互い本音を話し過ぎた結果、絶縁状態になってしまったことを遠野が明かしています。今回のドッキリもそれに相当するもの。松本が困惑するのも当然でしょう」(芸能ライター)

 この中から本当に解散するお笑いコンビが出なければいいが……。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 松本人志、悪質ドッキリにドン引き「水ダウって言うのやめてくれへん?」