坂上忍、同性パートナーシップ批判の荒川区議への苦言が物議「どの口が言ってんだ」
1月24日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、東京都荒川区の区議がツイッターに投稿した、同性カップルらを区が公的に認証するパートナーシップ制度に反対するツイートについて報道。MCの坂上忍(54)による区議の発言への批判に視聴者から疑問の声が集まっている。
問題となっているのは荒川区議の小坂英二区議(49)が13日に投稿したツイート。荒川区では4月から同性パートナーシップ制度が導入される予定だが、小坂はこの制度に反対の姿勢を示し、「同性カップルには子供を産み次世代に引き継ぐ可能性は有りません。愛し合う形に様々な多様性が有ることを尊重すべきと考えますが、それを何でも法制度に位置付ければ良い訳では無い」「男女の結婚という『標準的な形』を保護し法制度に位置付けるというラインを踏み外してはなりません」などとツイートしていた。
このニュースに対し、坂上は「いろんな意見があっていいと思う」としながらも、自身にも子どもがいないことから、「うちもそうだけど、アンミカのところも子どもがいないから、『俺らはダメなんだな』っていう受け止めになるよね」と皮肉。さらに、「こういう人に『生物学的』とか言われると本当に腹立ってくるんだよな」と怒りをあらわにしていた。
また、番組では日本で147の自治体が同性パートナーシップが導入されている一方、G7で同性パートナーへの法的保障がないのは日本のみという現状を紹介。これに坂上は「遅いよ、とにかく遅いんだよ。理解を進めるための法案とか、まだそのレベルなんでしょ?」と苦言を呈していた。
しかし、坂上の一連の発言に視聴者からは「お前が言うか?」「坂上はこの発言批判できないでしょ」「どの口が言ってんだ」というツッコミが集まっていた。
「実は坂上、2015年にファッション誌『anan』のコラムで『腐女子』というテーマについて、『美少年同士の恋愛を妄想? 僕には理解できないなぁ』とバッサリ。さらに『ちょっとフツーじゃない感じ』『だいぶ歪んでる』と偏見を丸出しにつづり、『そんな妄想してるヒマがあるなら、ちゃんと男女の恋愛をしてほしいですよ』と記していました。同性愛批判とまではいえないとはいえ、ハッキリと『ちゃんと男女の恋愛をしてほしい』とつづっていた坂上。多くの視聴者が、少なくとも小坂区議や日本の同性パートナーシップの遅れを批判できる立場にはないと感じてしまったようです」(芸能ライター)
今になってようやく同性愛への理解が出始めたのかもしれない。