『チコちゃんに叱られる!』鍵のギザギザ解説が大不評「ネタ切れ感が凄まじい」
1月21日放送の『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)で紹介された疑問に対し、一部の視聴者から「知ってる」の声が続出する場面があった。
この日、チコちゃんが二問目に出題したのは「鍵がギザギザしているのはなぜ?」という疑問。これにスタジオ出演者のカンニング竹山(50)は「鍵と同じ反比例みたいな穴が空いてる。そこに鍵が入っていって空間がなくなってグワって回せる」と回答。一方、「ギザ」繋がりでVTR出演したタレントの中川翔子(36)も「鍵のギザギザと鍵穴のギザギザが一致して開けたり閉めたりが可能になる」と答え、ふたりとも「ボーっと生きてんじゃねーよ!」を食らっていた。
この問題に対するチコちゃんの答えは、「ギザギザの数ぶんの金属の棒の切れ目を一定の高さにそろえるため」。また、金庫と鍵の博物館館長の杉山泰史氏が解説を務め、その言葉の意味を解説した。
杉山氏によると、一般家庭で広く使われている錠前は外筒と内筒のふたつで構成されていて、中にはふたつをまたぐようにいくつかの穴があり、穴にそれぞれ金属の棒と棒を押さえるスプリングが仕込まれているという。金属にはそれぞれ切れ目があり、そのままでは金属が邪魔をして内筒を回せず。これが鍵がロックされている状態になっているとのこと。
しかし、ここに鍵を差し込むと、鍵は金属の棒を持ち上げながら入っていく。すべて入ると、鍵のギザギザにより、棒の切れ目と外筒・内筒の境目にぴったり合うようになるといい、これにより内筒が回り、鍵を開けることができるとのことだった。
一方、この雑学に視聴者からは「知ってる」「ジャッジアイズで見たやつ」「ジャッジアイズで何度もやった」という声が集まっている。
「実は人気ゲーム『JUDGE EYES』の中にはピッキングをするミニゲームが用意されています。錠前の断面図を見ながらピッキングするというもので、ゲームの愛好者があまりに多いことから『知ってる』といった声が続出してしまったようです。『チコちゃん』といえば、答えや理由やあまり知られていない問題が多いことで人気を博していますが、この日最初に取り上げられたのも、『山芋を食べると口の周りがかゆくなるのはなぜ?』という答えを知っている人が多いもの。こうした問題が出たことに対し、ネット上からは『ネタ切れ?』『ネタ切れ感が凄まじい』『今日どうした?』といった困惑も聞かれました」(芸能ライター)
常識問題の多さに視聴者が困惑してしまったようだ。