火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS系)の第9話が12月14日に放送された。

 改めて気持ちを伝え直し、やっと思いが通じたと思った矢先、離婚を切り出した百瀬(坂口健太郎・30)。訳が分からない明葉(清野菜名・27)は、ショックを受けながらも離婚に応じるというストーリーが第9話では描かれた。

 百瀬は離婚の理由として「好きな人に正直な気持ちを伝えたい」と明かしていたが、明葉はその“好きな人”が美晴(倉科カナ・33)であると思い込み、住んでいた家も出て行くことにする。

 行き先がない明葉が頼ったのは、偽装結婚開始直後から2人の関係を見守っていたライバル的存在の麻宮祥子(深川麻衣・30)。麻宮といえば百瀬が務める広告代理店の受付嬢で、散々2人の関係を揶揄しており明葉とも良好な関係とはとてもいえなかった。が、なぜかあっさり明葉を受け入れるという展開に。

 百瀬は明葉が麻宮の家に泊まっていると知ると、エナジードリンクや安眠グッズ、うなぎ弁当などを、麻宮を通して次々にプレゼント。麻宮は「私、伝書バトじゃないんですけど!」と怒りながらもそのプレゼントをせっせと明葉に渡してくれていたが――。

「しかし、麻宮といえば第8話で『私、百瀬さんが明葉さんと離婚したら正式にお付き合い申し込もうと思ってるの』と話しており、明らかに百瀬狙い。にも関わらず明葉の居候を許し、百瀬による明葉へのアタックを手伝うことに視聴者からは『百瀬のこと好きじゃなかったの?』『なんで急にいいやつになってる?』『キャラ変突然すぎてびっくりした』という困惑の声が集まっていました」(ドラマライター)

 また、ラストにはとうとう麻宮の家に百瀬が訪ねてくるという展開が描かれたが……。

「百瀬が訪ねてくると、麻宮は『もう伝書バトはこりごりなんで』『じゃ私はこれから合コンなんでごゆっくり~』と自宅にふたりきりにさせてあげるという配慮を見せていました。しかし、最後まで麻宮のキャラ変の理由は説明されず。ただただ、ヒロインたちに都合がいいだけの存在になっていたことに視聴者からは『安直すぎ』『雑過ぎ』という声が聞かれました」(同)

 いよいよ次週最終回となる本作。視聴者を納得させる結末となるのだろうか。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『ハンオシ』ライバル役の唐突キャラ変に視聴者が困惑「びっくりした」