11月22日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、出演者でタレントの野々村真(57)が、MCの坂上忍(54)に嫌味を言い放ったとして話題になっている。

 きっかけとなったのは、道路交通法違反容疑で19日に在宅起訴された木下富美子都議(55)を取り上げた一幕。免許停止中に男女2人に軽傷を負わせる事故を起こした上、逃走したなどとして、書類送検されていた木下都議。都議会で辞職勧告をされ続けても辞職しないまま都議会を欠席されていることでも問題になっている。

 この日、番組では木下都議が今年7月に起こした事故の様子について、目撃者の証言を元に紹介。それによると、木下都議の運転する車は右折レーンの先頭にいたが、動き出して交差点に侵入後、曲がり切らないうちに信号が赤になってしまったという。右から直進してくる車の障害となった形になり、その右からの直進者にクラクションを鳴らされた木下都議は車をバックさせ、後続車に激突。その後、木下都議の車は右折レーンにいたにも関わらず、直進したとのことだった。

 野々村はこの騒動について、「我々だって、こんだけのことをしたら普通仕事を続けてられないような状況になることは、芸能人だったら特にそうなんですけど」とコメント。また、公職選挙法では、禁錮刑以上の罰金にならないと失職しないことについて、「自分たちを守るように作ってる、甘い」などと批判的に話していた。

 しかし、この野々村の発言にネット上からは、「坂上への嫌味か?」「いま坂上忍の顔アップにしろよ」「坂上の目の前でこれ言うのは笑った」という声が集まっています。

「坂上と言えば、1995年に飲酒運転をした上に物損事故を起こし、パトカーとカーチェイスをした上で現行犯逮捕される不祥事を起こしているのは周知の事実。その後、半年間の謹慎期間を経て芸能活動を再開させています。『バイキング』で木下都議問題を扱う際、坂上は木下都議の政治家としての姿勢は問うものの、“当て逃げ”事故については全く触れず。その不自然さが逆にネット上でもたびたび話題になっているため、野々村の発言にも反響が集まったようです」(芸能ライター)

 臭いものには蓋をするタイプの坂上。今後も交通事故の話題で自分の話をすることはなさそうだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『バイキング』野々村真が坂上忍にチクリ!? 都議“当て逃げ”問題を猛批判