『チコちゃんに叱られる!』塚原愛アナのパワハラ演出が物議「態度悪すぎ」
10月1日放送の『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)で、番組キャスターを務めている同局の塚原愛アナウンサー(45)の株が大暴落する場面があった。
問題となっているのは、「トウモロコシのヒゲってなに?」という疑問。これに対するチコちゃんの答えは「めしべ」だった。東京農業大学農学部の高畑健教授によると、トウモロコシのヒゲは、チコちゃんの言う通りめしべの一部で、ヒゲの1本1本におしべから来た花粉がつくことでトウモロコシが出来上がるとのこと。また、トウモロコシは1本のヒゲが1粒に繋がっているため、粒とヒゲの数は同じであることなどが説明された。
この「ヒゲの数と粒の数が同じ」について、番組では本当かどうか検証を行うことに。スタッフがスーパーで買ってきたトウモロコシのヒゲを、黒い布の上に1本1本並べていき、数を数えるという地道な作業を行った。100本を数えるのに約25分かかるという重労働だが、途中でヒゲをちぎってしまうというハプニングも起こっていた。
そんな中、1時間半ほどかけて約350本を数えたところで部屋にやってきたのは塚原アナ。「トウモロコシ数えてるって聞いたんで、応援に来ました」といい、スタッフにコーンのヒゲ茶を差し入れ。その場で入れた熱々のお茶だったが、猫舌のスタッフを逆に苦しめてしまうことに。
その後は塚原アナもヒゲの本数を数えるのを手伝うのかと思いきや、手伝いもせず、部屋に居座るというまさかの展開に。口に出して数を数えるスタッフに「トウモロコシの情報をね、役立つかなと思って持ってきた」などと豆知識を披露したり、「コーン好き?」とスタッフに質問したりと「バター醤油で炒めてご飯に混ぜるとおいしいのよ。(子どもの)お弁当に入れたらすごく食べてくれる」と一方的に話していた塚原アナ。さらにスタッフを横目にコーン茶を飲んだりポップコーンを食べたり、数が「524」になった段階には「5月24日、(私の)お誕生日」と言い出すなど、やりたい放題だった。
最終的にスタッフは2時間50分かけて数を数え、590本だと判明。一方、粒の数は546本と数が合わず。高畑教授によれば「ヒゲをちぎってしまい、1本を2本と数えてしまったことが原因の可能性がある」とのことだった。
この日の放送に視聴者からは「(塚原アナの)態度悪すぎて萎えた」「これはスタッフ可哀想」「2人で数えれば半分の時間で済むのに…」という声が集まっていた。
「塚原アナの“邪魔”は、おそらく番組上の演出。手伝うスタッフを横目で見つつ、関係のないことをするという指示のもとで行っていたと思われますが、果てしない作業をこなしているスタッフへの態度として決してよく受け取られなかったようです。また、この演出が面白いと思っている番組側への不信といった声も寄せられました」(芸能ライター)
アナウンサーを使ってのパワハラ演出に不快感を覚えた視聴者は多くいたようだ。