『バイキング』坂上忍、五輪の日本メダルラッシュを完全無視で騒然
7月27日の放送から夏休みをとっていた坂上忍が8月4日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)から復帰。オリンピック・パラリンピック開催に批判的だった坂上忍(54)が五輪開会式後、ようやく番組に登場したとあって、どんなコメントをするのか注目が集まっていたが、日本のメダルラッシュや競技、アスリートに対してコメントすることはなかった。
この日は、3日時点での新型コロナウイルスの新規感染者数が全国で1万2,013人と過去2番目に多く、7つの自治体・県で感染者数が過去最大となったことを報道。また、政府から新たに「自宅療養が基本となる」という方針が発表されたことや、1日には全国知事会が「(夏の間の)都道府県をまたぐ旅行や帰省の原則中止や自粛を求める」と提言したことなど、コロナ関連のニュースを中心に扱った。
坂上が夏休みをとっていた先週は、水曜レギュラーのおぎやはぎが進行を務め、東京五輪で13年ぶり2度目の金メダルを獲得したソフトボールの試合映像を流したり、おぎやはぎ・小木博明(49)が試合を見ていたと興奮気味に語ったりする場面も。五輪開催に批判的だった小木がなんだかんだ五輪を観て楽しんでいることに賛否の声はあったのだが……。
「今回は、五輪の話題自体を扱わず、メダルを獲得したことやアスリートについてのトークもなし。体操男子種目別鉄棒で金に輝き、今大会3つ目となるメダルを獲得した橋本大輝選手、女子ボクシングで日本女子史上初となる金メダルを獲得した入江聖奈選手(20)、卓球女子団体準決勝のハイライトシーンは流れたものの、映像が流れた時間はわずか4分しかありませんでした。そのため、あからさまに五輪の話題を避けているような番組構成に視聴者からは『バイキングは坂上忍が帰ってきたからオリンピックは映像のみなのか?』『五輪反対派の坂上忍がいなかった先週のバイキングでは五輪一色だったのに、帰ってきた途端オリンピックの話題やらないでスガ政権叩き一色になってる』『戻ってきたらオリンピック関係シカトでコロナへシフトチェンジ笑どんだけ、坂上忍に頭上がらんの?』など指摘の声があがっています」(芸能ライター)
そんな中、坂上はエンディング間際に水曜レギュラーのカンニング竹山、おぎやはぎ・矢作兼、小木の3人に「やっぱりみなさんオリンピック観てるんですか?」と質問。「あぁ、まぁ……」と口ごもる3人に、「毎日楽しんでる?」と坂上が追い打ちをかけると、「そうですね、今日は野球を観て終わりですよ」と、日本VS韓国の野球準決勝を見ると白状した竹山。
一方、小木は「長く夏休みとってくれればいいのに、もっとなんか……」と本音を口にし、「え、なに?」と笑顔で詰め寄る坂上を「もういらない! 坂上さん」と、バッサリ切り捨てていたのだった。