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女流漫才コンビ「桂子・好江」で人気を博し、女流漫才師の草分け的存在として活躍した内海さん。現役最年長芸人として多くの人から「師匠」と呼ばれ、愛されていたが、22日に都内の病院で多臓器不全のため死去し、28日に近親者のみの密葬が営まれた。
番組ではこれまでの内海さんの経歴を紹介していたが、視聴者からは加藤が明かした内海さんの印象について反響が集まっているという。
「加藤は『俳優さんとか女優さんとか、高齢の方でも生涯仕事ができると思うんですよ』と言い、その理由について高齢なら高齢の役を演じることができると説明。その上で、『我々芸人みたいな仕事っていうのは、(高齢になると)言葉が出てこなくなったりして。あと名前がポンって出てこなくなってくる。いつも出てくる名前が出てこなくなったりして、誰だっけ?って思って言葉に詰まったりする。そういう意味で、60歳以上で最前線でやられてる方ってだいぶ少なくなるんですよ』と、言葉が命である芸人は、スラスラと言葉が出てこなくなることが致命的となり、自然と第一線を退いてしまうといい、『その中で内海師匠っていうのは、ずーっと芸人として続けてこられた』と絶賛しました」(芸能ライター)
加藤の内海さんへの想いに視聴者からは、「言葉が深い…」「生涯現役だったからこそ、芸人みんなが尊敬する存在なんだって伝わってきた」「加藤浩次の言葉で改めて内海師匠のすごさを知った」という声が集まっていた。
「さらに加藤は、『これ、よく言われることなんですけど』と言い、“芸人とは生き様だ”という言葉を紹介。『この生き様をしっかり笑いにしてきてる。だからこそ古くならず、だからこそずっと芸人でいられた。テクニック論でなく、生き様で芸人を見せてくれた、少ないひとりなのかなって僕は思ってしまう』と熱弁していました。この分析にほかの出演者たちも共感。内海さんの死去を偲んでいました」(同)
お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンや漫才コンビ・ナイツも育ててきた内海さん。その笑いは育てた芸人により、いつまでも生き続けるのかもしれない。