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夏休みの宿題の定番である読書感想文だが、この日番組では、多くの子どもたちがその読書感想文に苦しんでいると紹介し、番組がツイッターで行ったアンケートでは「どんな意味があるのか」「感想文なのに文字数を設けるのはおかしい」などの意見が寄せられたとしていた。
また、番組の調査によると1953年にテレビの本放送が開始され、子どもの読書離れが問題視されたことをきっかけに読書感想文全国コンクールが開始に。一方では学習指導要領には「読書感想文」についての記載がないため、丁寧に書き方を教わらないケースがあるにも関わらず宿題で出されるということで、子どもが苦手意識を持ってしまうのではとまとめており、これを受け、加藤も「僕も子どもの頃は読書感想文は面倒臭くて……」と漏らしていた。
「加藤は子ども時代、読書感想文に対してあとがきを読んで適当に書くという行為を行っていると明かしており、『本1冊読んでなかった』と告白。スタジオの笑いを買っていましたが、『でも読書感想文を宿題にしてるっていうのは、やっぱり本を読んだ方がいいっていうことと、あと自分がどう思うかっていうことをちゃんと書けるようになったほうがいい。この2点だと僕は思うんだけど』と、読書感想文の意義について持論を展開しました。さらに加藤は子ども時代こそ本を避け、まったく本を読まずにいたものの、高校2年生の時にたまたまある1冊を読んだことで、今では常に読んでいる本があるくらいには読むようになったと明かし、その体験から『本は絶対読んだほうがいいし、本で勉強になることはいっぱいある』と呼びかけていました」(芸能ライター)
とはいえ、読書感想文へは思うところがあるようで……。
「加藤は読書感想文が宿題となっていることについて、『(読書感想文を)強要しなくても本読むようになるし、強要しても読まない人は読まないと思う』と強制的にやらせても子どもが自然に本を読むようになるわけではないと指摘し、『俺、だから「読書」も取っていいと思うの。だから、「自由感想文」でいいと思うの』と言い、例として『スッキリの加藤浩次はなんであんな声をしてるのか。多分この人はこういうことだから~』と冗談交じりに挙げつつ、自身が興味を抱き、感じたさまざまな事柄を自由に記すスタイルに変更することを提案。スタジオからは感心の声が上がり、視聴者からも『これは完全に同意』『今の時代に合ってていいと思う!』『自由って言われた方が書く力とか考える力つく気がする』という声が上がりました」(同)
加藤の発案に多くの人から賛同が集まっていた。