俳優の三浦春馬さん(30)が東京都港区の自宅で死去したことがわかった。警視庁は現場の状況などから自殺を図ったものとみて詳しい状況を調べている。


 18日午後、三浦さんが自宅マンションから病院に搬送され、死亡したという。三浦さんが仕事場に姿を見せなかったことから、部屋に迎えに行った所属事務所のマネージャーがクローゼットの中で首を吊っている三浦さんを発見し、110番通報した。


 所属事務所のアミューズも同日、「三浦春馬に関するお知らせ」とのタイトルで公式ホームページで「ファンの皆さま、関係各位 弊社所属の三浦春馬が、2020年7月18日に亡くなりました。ファンの皆様、関係者の皆様におかれましては、ご心配、ご迷惑をお掛けしておりますが、詳細に関しましては、現在確認中であり、改めてご報告させていただきますので、何卒ご了承の程宜しくお願い申し上げます」とするコメントを発表した。


 三浦さんは現在、9月スタートの連続ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)の撮影中だった。また、自身のインスタグラム上で今月10日、出演予定だった第二次世界大戦をテーマにしたドラマについて触れ、「幅広い年齢層に、関心を持って観ていただけたら嬉しいです!是非観てください!」と投稿するなど、仕事ぶりは順調な様子だった。


 また、その一方で、今年1月、東出昌大(32)の不倫騒動時、バッシングの風潮にツイッターで異論を唱え、賛否の議論に巻き込まれた。新型コロナウイルスの猛威が吹き荒れた3月下旬には主演舞台が上演され、SNS上で「イベント自粛要請期間なのに」と非難の声にさらされている。また先日、三浦さんの公式ホームページ上で「SNS上における三浦春馬なりすましアカウントについて<ご注意>」とする注意喚起が行われるなど、SNS上での何らかのトラブルに巻き込まれていることが示唆されていた。


 この日、三浦さんの訃報が伝えられるや、芸能界からは多くの追悼の声が飛び交ったが、その中で、ある俳優のSNS投稿が波紋を呼んでいる。三浦さんと同じアミューズに所属し親交があった賀来賢人(31)が、訃報が伝わる直前、自身のインスタグラムのストーリーに、謎めいた投稿をしたとして憶測を呼んでいる。


 賀来は、「人が好きなモノや、一生懸命やっている事を馬鹿にするのなんか超簡単で、否定したり、好きだ嫌いだ言う事も超簡単。本当に超簡単。靴紐結ぶより。SNSがもっとポジティブになる事を願ってます」と投稿。暗に、SNS上の誹謗中傷を批判しているようにも受け止められる。


「三浦さんと死去と関連するのかは不明ですが、こうした賀来の投稿にネット上では悲痛な書き込みが寄せられており、さまざまな憶測を呼んでいます」(スポーツ紙記者)


 室内からは本人のものと思われる日記に遺書のようなものが残されていたということで、警視庁は自殺を図ったものとみて詳しい状況を調べている。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 三浦春馬さん訃報の直前、親交ある俳優の「意味深SNS」に波紋広がる