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今日紹介するのは、
1964年東京の赤坂・旧TBS会館内にオープンしたレストラン「Top’s」から生まれたケーキショップ「トップス」がこの季節限定で販売している『マロンクリームケーキ』です。
栗がたくさん入ってることがわかる薄いベージュ色のマロンクリームで包まれ、ケーキの上にはトップスらしいデコレーションがされた見た目はなんとも上品。
切り分けてみると、外側と同じマロンクリームとスポンジのみというシンプルな作りのケーキがお目見え。
しかしクリームの中に所々に見えるダイス状に砕かれたシロップ漬けの栗で、お宝発見的楽しさを味わえます。
気になるお味はというと、栗のケーキの代表格「モンブラン」とはまた違う…さっぱりとしながら、季節の栗を存分に味わえるお味。
そう、いうなれば、栗のショートケーキです。
クリームの栗の味が全然しつこくなくて、でも味が濃くて…甘すぎず、甘くなさすぎず、絶妙なバランス。
それゆえ後味も全然しつこくなく、すっきりした上品な甘さの名残のみ…。完璧すぎるマロンクリームです。
そんなマロンクリームに挟まれているスポンジはふわっふわで素朴な甘さ。
軽い食感と、混じり気のないお砂糖と卵の甘さが堪能でき、マロンクリームと相性抜群。
そんなベストマッチのクリームとスポンジに、味と食感のアクセントを加えてくれるのがダイス状にカットされたシロップ漬けの栗です。
切り分けた時の断面図で見えた数よりも実際はもっと栗がごろごろと入っており、歯ごたえのある食感がなんとも楽しい!
クリーム、スポンジ、栗というシンプルなアイテムだけで構成されていながら、最後まで飽きることなくペロリと食べられてしまうんです。
まさしく、生クリーム・スポンジ・いちごだけで構成されたいちごのショートケーキのような、シンプルながらも、万人に愛される味でした。
2~3人前の、ホールケーキにしては小さく、普通のケーキより少し大きめなサイズだけど、美味しいしさっぱりしてるし、多分1人でペロリと食べ切れてしまいます。
しかしこの美味しさは他の人とシェアして楽しみたい味でもあります。
独り占めするか、切り分けてシェアするか…どちらにしても幸せな気持ちになれる『マロンクリームケーキ』で、1週間の疲れを癒してみては?