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LINEの田端さんが、NTTデータにお勤めだった頃の上司である大谷さんの語録、「大谷鬼十則」をツイッターに投稿して大いにバズっていました。
私は新卒でNTTデータで2年ほどお世話になり、厳しく鍛えて頂いたのですが、その時の課長の大谷さんがこの度、早期リタイアされて世界一周PTになると聞いて当時の皆で集まり壮行会をしました。大谷語録の鬼十則がこちら。今見ても面白いし結構、影響受けてるかも。ホント自分は上司運には恵まれた。 pic.twitter.com/hct0N0zqgy
—田端 信太郎 (@tabbata) 2017年11月23日
どれもシンプルで、胸に刻んでおきたい重みのある言葉ばかり。写真で投稿されていて少々見づらかったので、テキストでまとめてみました。
部下にできることは部下にやらせろ
自分にできることは上司にやらせるな
任せることでより大きな仕事ができる
半足を使って仕事をした気になるな。
頭を使って付加価値を生み出してこそ
仕事をしたといえる
プロフェッショナルたれ
プロは結果に責任を持つ、
できなかったことの言い訳を
しない、
決してあきらめない、
自分がすべきことを考える
できない理由を考える暇が
あったら、
どうすればできるか
を考えろ。
終わったことの言い訳は時間の無駄だ
将来の対策を考えろ
仕事にはやりたいこと、
できること、
すべきことがある。
すべきことを優先しろ
決してあきらめるな
あきらめたときに
失敗が決まる
今より早いときはない
今となっては今が一番早い
どんなに手遅れでも
今から何ができるかを
考えろ
結果に対する責任を持て。
君がやっている仕事は
すべてが完結するか
どうか関心を持て
面倒くさがれ
面倒くさいから
工夫が生まれる
何にでも関心を持て
どんなことでもいずれ必ず君の役に立つ
個人的にお気に入りなのは
の3つ。
特に「面倒くさがれ〜」は、常に心に留めておきたい格言だと感じました。仕事でも日常作業でも、めんどくさいと思ったものはなかなかやる気が出ずに後回しにいてしまう悪癖があったので、「面倒くさいからこそ工夫が生まれる」という視点を持って、「面倒くさい」という感情を前向きに捉えていきたいと思います。
ちなみに田端さんの著書は、当サイトでも過去に複数紹介しています。どれも物事の本質を突く良書ばかりで、読んでいると自分の視野が広がっていく感覚が得られます。
『MEDIA MAKERS』と『広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。』は、「美女読書」の立ち上げから初期の運営にあたって大いに影響を受けました。
『5年後働く自分の姿が見えますか?』は7名の執筆陣による共著なので、田端さんのパートは多くありませんが、やはり安定して面白いです。
田端さんの本は、言葉づかいが平易で読みやすいので、途中で飽きることなく最後まで読み切れる上、得られる学びが深いので、絶対に買って損をしないと自信を持っておすすめできます。早く次回作出ないかな〜。(噂によると来年出るとか出ないとか…)