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上記でお伝えしてきたそれぞれの手段のメリット・デメリットを理解し、”目的に応じて”使い分けることが大切です。自分がこのやり方で慣れているからと「電話だけ」「メールだけ」に偏ったコミュニケーションをとっていると冒頭のような摩擦が起きてしまいます。普段から相手のことを思いやってコミュニケーション手段を選ぶようにしましょう。
また、先の表からもわかるように、チャットは非同期でありながら同期性が高いという、バランスの良いコミュニケーション手段です。
次に、チャットを軸としたテキストコミュニケーションをより円滑に行うための方法を紹介します。
SNSの普及で加速するテキストコミュニケーション。ここからは、テキストコミュニケーションを円滑に活用するために役立つ情報をお伝えしていきます。
先ほどお伝えしたように、ほぼリアルタイムでやり取りができるチャットですが、テキストのみのやり取りでは感情が伝わらりづらく、冷たい印象を与えてしまうケースも少なくありません。
しかし、チャットのやりとりをひと工夫することで、感情や温度を相手に伝えられるのです。
私が勤めるワウテック株式会社では、WowTalkというビジネスチャットを開発・提供しており「ビジネスチャットの会社」ならではの活用方法もあります。いずれもいますぐ実践できるものばかりです。ぜひ試してみてください!
何気ない一言でもテキストだけだと冷たく感じられてしまうものです。
メッセージに「!」が付いているだけで、少しポジティブな感じが伝わってきませんか?
より感情を伝えるためにはスタンプを活用するという手もあります。文章を打つよりも簡単に返信することができる上に、温度感も伝わりやすくなります。
また、すぐに連絡内容を確認できない場合でも「確認します!」と返信しておくことで相手の待つストレスを軽減し安心を与えることが可能です。
スタンプの利用が浸透してきたら絵文字リアクションを使ってみましょう。返信をするほどでもないけど、読んだリアクションをしたいな、という時に便利です。
自分のコメントに絵文字がたくさんついてるとちょっと嬉しくなりませんか?
弊社ではテレワークを取得する際、チームメンバーに開始・終了の連絡を入れます。
普段は文章や既存のスタンプでやりとりをするのですが、いつの間にか社員の写真を使ってこんな遊びを取り入れるようになりました。
普段、文章を書くのが得意なメンバーも率先して退勤画像作りに勤しんでおり、これをきっかけに本気でPhotoshopを使えるようになりたい!と意気込んでいます。
以上、今日から実践できるテキストコミュニケーションの工夫です。ぜひお試しください。
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最後に、コミュニケーションツールは日々進化していきますが、コミュニケーションの本質は変わりません。相手どんな状況にあるのかを理解し、敬意を持って接することが大切ではないでしょうか。
そのため、感情や距離感、相手との関係を意識した手段を選択し、コミュニケーションをしていきましょう。