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(本島さん)
ダイエットは頑張らなくてはいけない。という考え方のクセを変化させていくことに時間がかかった気がします。昔は極端だったので、いい塩梅や無理のない範囲で頑張ることができていませんでした。今も自分と相談しながら模索しています。
(本島さん)
ひとつ目の質問でも触れましたが、「0か100と極端に取り入れたり、急に断ったりするのをやめたこと」が最も変わったと思います。
要は自分との付き合い方そのものの部分。太るクセに気づいても急に禁止してゼロにするよりも調整して少しずつ距離をとっていくような…。自分にスパルタすることが減り、きちんと"自分に無理のないペース"に変わっていきました。良い悪いではなく、それは自分にとって持続可能な選択かどうかを大切にしています。
(本島さん)
カロリーばかり気にするのをやめて、原材料を見るようにすることがおすすめです。やっぱり未来の身体と心をつくるのは今の食事なので表のパッケージやカロリーではなく、実際に入っている内容を確認したり、少しだけシンプルなものを選んでいくことからはじめてみてもらいたいです。
(本島さん)
満足…とまではいきませんが、以前のように自分を否定ばかりすることはとても減りました。昔よりずっといまの自分を受け入れることができるようになったと思います。
常に理想はあるのでいまの自分のままで変化していけるところから変えていきたいと思っています。
(本島さん)
何で太っているんだろう? と思っている方や、頑張ってるのに結果が出ない方、痩せてもいつもリバウンドしてしまう方、ダイエット初心者など、幅広くおすすめしたい一冊です。
きっと、いま自分に必要なことが見つかると思います。
本島さんが、自身の経験をもとに、多くの“万年ダイエッター”に向けた、長年のダイエットにようやく終止符を打てる、そんな著書が2023年2月に発行されたとのことで、万年ダイエッター代表(?)の私も一足早く読ませていただきました。
本島さんが提唱するのは、太るクセをやめるだけの”がんばりすぎないダイエット”。巷に多い”やることを増やすダイエット”とは全く異なり、読み始めたその瞬間から実践しやすい内容となっています。
引き算すべき自分の“太るクセ”チェックシートで、シンプルにクセを見直すことができます。
例えば私の場合・・・
* 自分へのご褒美が食べ物
* 和菓子より洋菓子が好き
* 部屋が散らかっている
* 夜0時以降に寝ている
* 筋肉量を増やせば基礎代謝が上がると思っている
これらはまさに自分に当てはまっているのですが、これだけ見れば直接的にダイエットには一見関係なさそうに見えます。でも、こういうクセがつく根本には、間接的に太ってしまう習慣や行動原理があるようです。
ずばりとクセを言い当てられて耳が痛いけれど、よくよく考えればそれぞれ特にこだわりがないのに習慣になっているものばかりなので、少し意識を変えるだけで簡単に手放せそうなクセが多いというのも事実。
今まで、エステやジムなど、「行ったつもり」「やったつもり」で満足してしまい、結果につながっていないのに時間やお金、労力ばかりを消費してしまっていたダイエットに比べれば、”太るクセ”を減らすことはとても続けやすく、シンプルだなと納得できました。
太るクセをやめるという引き算ダイエットは、著者の本島さん自身が、万年ダイエッターの時よりも自分に時間をかけにくいであろう産後に成功したダイエット方法。その実体験の裏付けが、今の私自身と重なる部分が多く、私が今まで忙しさやめんどくささを理由に痩せられなかったことがむしろ無駄なことだったと気付かされました。
この本に出会わなければ、ダイエットが続かない自分の無力さに凹んで嫌になるだけでずっと結果の出ないダイエットを繰り返し続けているところでした。
理想の素敵な自分になるために、自らの心と身体に相談して、より良い方を選択していく。そのための判断基準を持つためには、まずは太るクセの断捨離をして、ライフスタイルを一旦リセットしてみたいと思いました。
ダイエット本にありがちなハードなエクササイズや、面倒なダイエット食のレシピがほぼ載っておらず、太るクセのタイプ別に対処法が1〜2ページずつあるだけなので、私の太るクセに対応しているところだけを意識するだけでクセを変えられそう。一度にいろんなことを変える必要はなく、新たにプラスすることがほとんどないのですぐに始めやすい!
いろんなダイエットを試しては、続かなかった、失敗してきた、という人は、新たに何かを始めるのではなく、太るクセの断捨離をして、無理のない生活の見直しから始めてみませんか。
万年ダイエッターをもうそろそろ終わりにしたい! という方は、ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。