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亜鉛は各種酵素の成分となります。特にたんぱく質の合成酵素としての働きが重要になります。
舌には味蕾という味を感じる器官が存在します。しかし亜鉛が不足することで味蕾の数が減ってしまい味を感じにくくなります。そのため好む味が濃い味付けのものになり塩分を過剰摂取してしまい、太りやすかったり高血圧の原因につながります。中年の男性に多く見られますね。
先ほどもお伝えした通り、亜鉛はたんぱく質の合成に関係してきます。成長期に不足してしまうと発育の遅延などの成長障害につながります。そのため子供の時はより亜鉛が必要になってきます。近年身体が小さい子が増えてきたのは、食生活の変化による亜鉛不足の可能性もあるのではないでしょうか?
亜鉛と言って1番最初に思いつくのは牡蠣ではないでしょうか。確かに牡蠣の亜鉛含有量は他の食品に比べて高いです。しかしアレルギーの方もいますし、頻繁に食べるってなかなか難しいですよね。他の食品もバランスよく食事に取り入れ接種していきましょう。
牡蠣・豚レバー・牛肉・煮干し・パルメザンチーズ・ゴマ
サプリメントを利用するのも一つの手ですが、過剰摂取を継続的に行うと、貧血や免疫機能の低下につながります。通常の食事で過剰摂取になることはまずないので安心してください。サプリメントを飲む場合は、食事での亜鉛摂取量を考えながら取るようにしましょう。
前回お伝えした「鉄」、今回の「亜鉛」ともに身体に必要な必須ミネラルです。しかし現代の食生活だと不足してしまいがちなミネラルです。毎日ではなくてもたまに自分の爪を見て気にしてみてください。